やさしい書評『仕事が速い人が無意識にしている工夫』中谷彰宏

2020年6月26日更新!!

年間読書300冊以上のCO-2N(しおつん)が宇宙一やさしく本を解説!!

CO-2N イラスト

⬇️本日紹介する本は、こちら⬇️

『仕事が速い人が無意識にしている工夫』(すばる舎)
著者 中谷彰宏

2020年1月18日初版

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読みやすさ
適性レベル 初心者・中級者・上級者
本の特徴 ・192ページ
・全5章に分かれている
・図やイラストなし
・仕事のスピードを上げる方法が主
初心者にもオススメの読みやすさ
明日からスピード重視の生活になれる

(適正レベル)
初心者・・・月1〜3冊
中級者・・・月3〜6冊
上級者・・・月10冊以上

こんな人にオススメ

・ 仕事で成果を出したい人

・ 他の人と差をつけたい人

・ 完璧主義者をやめられない人

⬆️当てはまる方は、必見必読!!⬆️

タイトル画像

【『仕事が速い人が無意識にしている工夫』著者 中谷彰宏 プロフィール】

中谷彰宏(なかたに あきひろ)

1959年 大阪府生まれ
著作家・俳優・講演家

[経歴]

・ 早稲田大学第一文学部演劇科卒業
・ 1984年に博報堂に入社
・ TV・ラジオCMの企画演出を務める
・ 1991年に株式会社中谷彰宏事務所を設立
・ ビジネス書以外にも様々なジャンルの本を出版
・ 出版した本は、ロングセラー・ベストセラーを連発
・ 「中谷塾」を主宰し、全国で講演を行なっている

【『仕事が速い人が無意識にしている工夫』結論!!】

完璧主義者は時代遅れ? 今の時代はスピードが命だ!!

相手から信頼を得るためには
まずはスピードが最重要です。

待ち合わせに遅刻する人
5分前に到着している人

どっちが信頼を勝ち取る
ことができるでしょう?
言うまでもなく後者ですね。

シンプルに考えて、「速い」
というだけで信頼されるなんて
人間は単純だと思いませんか?

私は元・完璧主義者でした。
完璧な仕事をすることが
絶対だと勘違いをしていました。

「完璧」を捨てるのには勇気が
必要ですが、「速さ」を重視
したほうが得をすることが
圧倒的に多いです。

本書は、仕事の速さに
こだわることで得られる
メリットが多く紹介されています。

明日から仕事の速い"できる人"
なりたい人は必読の本です!!

【『仕事が速い人が無意識にしている工夫』引用解説】

※ ここからは引用解説です。

本の一部を抜粋しておりますので、
読みたくない方は「書籍情報」まで
飛ばしてください。

【引用①】間に合わなければ役立たず

間に合わなければ役立たず

どんなにうまくても、間に合わないものは役に立たないのです。
これはすべての仕事で大切なことです。
もっと上のレベルは、うまい・ヘタの差は関係ありません。
みんなうまいので、もはや差がつかないのです。

『仕事が速い人が無意識にしている工夫』(すばる舎)
中谷彰宏

最後はやっぱり
速い人が勝つ!!

どんなに立派な仕事をしても、タイムオーバーでは意味がないのです!!

一流に近づくにつれて、仕事の成果や実力に大きな差はなくなっていきます。では何で差がつくのか? 言うまでもなく「仕事の速さ」です。

ある会社の部長が部下に大きな仕事を任せようと考えています。候補者は2人います。

締め切り3日前に提出するAさん

締め切り当日に提出するBさん

AさんBさんの実力が一緒であれば、Aさんに頼みますよね? 仕事の速い人は、それだけ多くのチャンスを掴めるということなのです!!

仕事をスピードアップさせるための方法はたくさんありますが、小細工をせずに量をこなすことが近道です。量をこなしていけば、自然と効率的なやり方を生み出すことができます。また、ライバルを観察してみましょう。仕事が速い人は、特別な才能があるから仕事が速いわけではありません。「やり方」が違うだけです。自己流にこだわっていると、いつまでも仕事は遅いままです。

仕事で信頼を勝ち取るためには、まずはスピードを速くしましょう!!

【引用②】修正時間を生み出すためにスピードを上げる

修正時間を生み出すためにスピードを上げる

速くトライすると間違えることがあります。
それによって修正する時間が生まれます。
仕事が速くなるコツは、速く失敗したり、速く間違えることです。
たとえば、新入社員は1年間でどれだけたくさん失敗できるかで、成長するスピードが決まります。

『仕事が速い人が無意識にしている工夫』(すばる舎)
中谷彰宏

直す時間のない失敗は
ただの失敗で終わる

成長のスピードは失敗の速さで変わります。

失敗しないように正確な仕事をしようとしていると、1つの失敗に気づいたときに心のダメージが大きくなります。最悪の場合1つの失敗を直すために、すべてやり直すはめになることもありますよね。そんなことをしているうちに締め切りがきてしまい、結果タイムオーバー……これでは成長できるわけがありません。

まずは5割程度の完成度でいいので、すばやく最後まで終わらせることだけを考えて仕事に取り組みます。すると、今まではつくりだせなかった「直す時間」が生まれます。時間が余っていれば「どうやって直せばいいか?」「ここを直せば、もっと良くなる」と考えることができます。

直す時間を使って、自分の頭で考えることができるようになると、次の仕事で同じ失敗を繰り返すことはありません。いつもギリギリで提出していると、直す時間がないので次も同じ失敗を繰り返します。「人のふり見て我がふり直せ」と言いますが、実際に自分が体験しないと痛みはわかりません。

最初からなんでもうまくできるわけありません!! 自分の実力を過信せずに、「直す時間」を生み出すために積極的に失敗しましょう!!

【『仕事が速い人が無意識にしている工夫』書籍情報】

 

読みやすさ
適性レベル 初心者・中級者・上級者
本の特徴 ・192ページ
・全5章に分かれている
・図やイラストなし
・仕事のスピードを上げる方法が主
初心者にもオススメの読みやすさ
明日からスピード重視の生活になれる

(適正レベル)
初心者・・・月1〜3冊
中級者・・・月3〜6冊
上級者・・・月10冊以上

こんな人にオススメ

・ 仕事で成果を出したい人

・ 他の人と差をつけたい人

・ 今からでも成長したい人

 

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【まとめ】

・ チャンスを掴むためにはスピードが大切

・ 「直す時間」を生み出すために最初は5割の完成度を目指そう

・ 『仕事が速い人が無意識にしている工夫』を読もう!!

CO-2N イラスト

元・完璧主義者の私が言うのだから間違いありません……完璧主義者は自己満足しているだけです!!

頑張る過程を評価してもらえるのは小学生までです。社会は厳しく、結果がすべてです。いつまでも自己流の完璧にこだわっていても、そんなのは誰も見ていません。"できる人"になりたければ、とにかく「速さ」を追求するしかありません。あなたが完璧な仕事をのんびりしている間に、ライバルは何度も失敗してグングン成長しています。

むずかしく考えずに、シンプルに考えてください。「速い」だけで評価されるんですよ? 誰でもできると思いませんか? 「東大に受かれ!!」「弁護士になれ!!」と言われているのではありません。

今日から「速さ」にこだわって信頼を勝ち取り、多くのチャンスを掴みましょう。その準備のために『仕事が速い人が無意識にしている工夫』を読んでみましょう!! 人生変わりますよ?

 

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