風邪予防の嘘を暴く!!

寒くなり、乾燥を気にする季節になると「風邪」「インフルエンザ」も気になりますよね?

いろんな予防法がありますが、あなたがやっている風邪予防……本当に正しい予防になっていますか?

年末は仕事が大変だから、風邪をひけない。

年末年始にインフルエンザで寝込みたくないな……
誰もが健康を願っていますが、正しい知識がなければ風邪を予防することはできません。
・ ビタミンCは風邪に効く。
・ 風邪のときは抗生物質を飲む。
・ うがい薬でうがいをする。
・ 人にうつせば治る?
・ 風邪の症状が出たらすぐに医者に行く。
・ トイレのジェットドライヤーでしっかり手を乾かす。
上記のすべてが、風邪予防の間違っている事実です。
今日は、多くの人が勘違いしている「予防」の正しい方法を書いていきます。
どうしても体調を崩せないシーズンである年末年始……万全の体調で過ごすために、正しい知識を身につけましょう!!

【風邪を引くと◯万◯千円の損をする!?】

風邪をひいてしまったときは、仕事を休まなければいけません。
無理して仕事をしても、ベストパフォーマンスができないことは言うまでもありません。
あなたが1回風邪をひいたときに、どれだけのお金が財布から消えていくのか? 考えたことがありますか?
病院は保険適用で3割の自己負担になれば1500円〜2000円。
薬局で薬を買えば3日分で1500円程度。
マスクを購入して、うがい薬も、飲み物と、のど飴と……出費はかさみます。
5000円ほどの出費は当たり前のように出ていきますね。
日本のシンクタンクの調査によると、風邪で仕事のパフォーマンスが落ちてしまうことで発生する社会的損失を金額にすると……
平均4万4270円
だということがわかっています。
この金額を見ると、風邪予防のためにケチっているお金が、いかに小さい出費であるかがわかりますね……

【インフルエンザワクチンは意味がある!!】

インフルエンザワクチンは打っても意味がないから、打たなくてもいいんでしょ?
このインフルエンザワクチンに関しては、様々な噂を聞いたことがあるでしょう。
「打ったらかかりやすくなる」
「打ってもかかるから意味がない」
「時間とお金がもったいないから打たなくていい」
などなど……
これに対する医者の答えは「打った方がいい」です。
インフルエンザワクチンは、接種後から2〜4週間で効果が出始めて、効果が切れるまでは約5ヶ月といわれています。
かかってしまう人は、ワクチン接種から効果が出る前にかかってしまうケースが多いようです。
つまり、インフルエンザワクチンは「早めに打つ」ことが重要なのです。
インフルエンザワクチンは3000円〜5000円で打つことができます。
かかった後の治療費などを考えると、安いと言えるでしょう。
インフルエンザは、人を死に追いやる可能性もあります。
あなたがよくても、街中で子供や老人にうつしてしまえば、死に到るケースがあることを覚えておきましょう。

【ウイルス飛び交う危険地帯とは?】

ウイルスが飛び交う乾燥の季節……乾燥している空間では、ウイルスは水分を含まないため、人間が吸い込みやすい顔付近をウヨウヨしているのです。
水分を含んだウイルスは水の重さで地面に落ちるので、加湿器は必須です。
し・か・し!!
加湿器が置いてない公共の空間はとても多いですよね?
ウイルスが大量発生している危険地帯を覚えておきましょう。
「満員電車」
「会議室」
「カラオケ」
「子供が集まる場所」
この4つに共通していることは……
危険な理由
① 人と距離が近い。
② 閉鎖空間。
③ 乾燥している。
④ 貸し借りするものがある。
特に利用の多い電車に関しては、車内でも手袋をすることはオススメです。
不用意に素手で吊革や手すりを触ってウイルスをもらってしまう可能性が高いからです。
そして、特に気をつけるべき空間は……
「飛行機」と「新幹線」です。
飛行機は、日常生活の113倍も風邪をひきやすい空間であることがわかっています。
2時間半のフライトをした1100人を調査したところ、20%の人が「風邪をひいた」と答えています。
飛行機は「危険な理由」の①〜③に当てはまっている危険地帯です。
では仕事で「新幹線」や「飛行機」を使う人は、何を気をつければ良いのでしょうか?
それは、1番後ろの席に座ることです。
他人の咳やくしゃみは前に向かって飛んでいきます。1番後ろの席であれば、ウイルスが飛んでくる比率は低くなります。
どうしても風邪を引けない大事な仕事のときは、1番後ろの席に座りましょう。

【予防の都市伝説を疑え!!】

冒頭でも書きましたが、風邪予防には多くの「都市伝説」があります。
しかし、間違った知識であることが多いので、ここで真実を解明しておきましょう。

ビタミンCは風邪に効く。

医学的に「ビタミンCを摂取することで風邪が治る」というデータが存在しません。
ビタミンCを摂取しても、尿として排出されてしまいます。
また、過剰摂取すると「下痢」「胃腸障害」のリスクもあります。
サプリメントでもある「ビタミンC」ですが、食事で摂取する量で十分だそうです。
風邪を引いてからビタミンCを摂取するのではなく、日常からビタミンCを含めてバランスの良い食事を心がける方が、よっぽど大切なのです。

風邪のときは抗生物質を飲む。

風邪をひいたとき、医者に抗生物質を渡されたら、その医者には2度と診てもらわないことをオススメします。
抗生物質は「ウイルス」を殺す薬ではなく「細菌」を殺す薬です。
風邪は「ウイルス」によって発症します。「細菌」ではありません。
「抗生物質を飲んでウイルス性の風邪が治った」という事実は、世界中のデータに1つも例がありません。
そして恐ろしいのは、抗生物質の副作用です。
抗生物質は、身体の中にある良質な菌を殺してしまいます。
これによって「下痢」「蕁麻疹」「肝機能障害」など、風邪に追い討ちをかけるような症状が出ることもあるのです。

うがい薬でうがいをする。

健康な成人387人に「水でうがいをする組」と「うがい薬でうがいをする組」に分けて調査をしたところ、1日3回以上のうがいで、風邪症状が36%減少したことがわかっています。
そして、この結果は「水でうがいをする組」と「うがい薬でうがいをする組」で差がなかったのです。
つまり、うがい薬に予防の効果はないことがわかります。

人にうつせば治る?

君に風邪をうつしたから、俺の風邪が治ったよ!!
こんなことをよく聞きますが、あり得ません……
あなたが先に風邪をひいていて、それを他人にうつしたのであれば、早く発症しているあなたが先に治って当然です。
人にうつして、感染対象を広めるのであれば、うつさないように努力することに努めましょう。

風邪の症状が出たらすぐに病院に行く。

風邪は自然に治る病気です。
1週間経っても治らなければ、それは風邪ではない可能性があります。
「おや? 今回の症状は風邪とは違うぞ?」と感じたときに、はじめて病院に行くのです。
「風邪をひいたかな?」と思ったときは、体が弱っているときです。
そんなときに病人が集まる病院に行けば、ウイルスをもらいに行っているようなものです。

トイレのジェットドライヤーでしっかり手を乾かす。

トイレで手を洗ったあとに、ジェットドライヤーを使う人は多いでしょう。
とても便利ですし、何も濡らさずに手も乾くので、良いものに感じますよね?
し・か・し!!
ジェットドライヤーはペーパータオルに比べて27倍も多く、空気中にウイルスを撒き散らすことが調査で判明しました。
ジェットドライヤーを使うことで、トイレの中はウイルスまみれの空間になります。
想像しただけで恐ろしいですね。

【書籍紹介】

今回紹介したものは、すべて裴英洙(ハイ・エイシュ)さんの著書『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?』(ダイヤモンド社)に書かれています。
詳しく知りたい方はぜひ、読んでみてください。

【まとめ】

・ 風邪をひくと4万4270円損失する。

・ 危険地帯はなるべく避ける。

・ 正しい知識で自分を守る。

しおつん

 

風邪予防は、正しい知識がなければ悪化させてしまう恐れがあります。

どこの誰が回した噂なのか? と思わず疑ってしまうような勘違いもあるのですが、自分を守るためには正しい予防法を身につけなければいけません。

 

あなたの体調を管理できるのは、あなた以外にいないのです。

 

大事な会議に風邪をひいて行けば……

 

自分の体調も管理できない奴なんだな……

 

と思われても、仕方ありません。

 

インフルエンザの流行はまだまだ続きます。

自分ができる予防を最大限にして、寒い冬も健康で乗り切りましょう!!

 

CO-2N

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