本の基礎知識 ①「サイズ」「特徴」「値段」

「読書が苦手」な人が今更聞けないこと……それは本の「サイズ」「特徴」「値段」についてです。

いきなり全部を覚えようとしても、中には特殊な本もありますので「最低、これだけ覚えておきましょう」という3つを紹介します。

 

大きく分けると「単行本」「新書」「文庫本」の3種類です。

それぞれの「サイズ」「特徴」「値段」をみていきましょう。

 

 

本の「サイズ」「特徴」「値段」

 

 

見た目の違いは上の画像の通りです。上から大きい順に「単行本」「新書」「文庫本」になります。

3つそれぞれにサイズ以外の違いがありますので、違いを理解してから自分が読みたい本を探すと、アタリ本を引く確率は高くなるでしょう。

【単行本】

 

「サイズ」

3種類の中では1番大きい。

B6判(128×182)菊判(150×220)四六判(127×188)

 

「特徴」

新刊の小説 ビジネス書・実用書など。

初心者には大きく感じるため、持ち運びし辛い。

読書家は「新刊を読みたい」という理由で単行本を持ち歩く人が多い。

ハードカバーとソフトカバーの2種類がある。

⬇︎ハードカバーは表紙が厚手の紙⬇︎

ハードカバー

⬇︎ソフトカバーは表紙が薄手の紙⬇︎

ソフトカバー

 

「値段」

1000円〜2000円のものが多い。

 

【新書】

 

新書

「サイズ」

3種類の中では中くらいの大きさ。文庫本を縦長にした形状。

新書判(103×182)

 

「特徴」

1つの分野に特化された内容が多い。

縦長だが、分厚いものが少なく持ち運びしやすい。

初心者には「堅苦しい」と感じる可能性がある。

 

「値段」

800円前後のものが多い。

 

【文庫本】

 

文庫本

「サイズ」

3種類の中では1番小さい。

A6判(105×148)

 

「特徴」

単行本で売れ筋だったものが文庫本になって販売されることが多い。

主に小説が多いが、ビジネス書・実用書もある。

マンガ本より小さく、持ち運びは1番しやすい。

旧作が多く、単行本で出版されてから数年経ったものが多い。

 

「値段」

500円〜1000円のものが多い。

 

【まとめ】

 

・ 3種類は覚えよう。

・ 実際に書店で確認しよう!

・ 値段で選ばないように!

 

今回は基礎知識として「サイズ」「特徴」「値段」を紹介しました。

しかし……

 

単行本は持ち運び

し辛いなら避けよう!

堅苦しいなら

新書はダメだ……

旧作ばかりの文庫本は

古い作品ばかりか……

 

など、イメージで判断しないようにしましょう。私が書いたのは、あくまでも「単行本」「新書」「文庫本」の大まかなことだけです。

 

「サイズ」は一定のものですが、「特徴」は出している出版社によっても違うので、新書だけど堅苦しく書かれていない本もありますし、新刊がいきなり文庫本で出版されることもあるのです。

「値段」は、本のページ数などによって変化しますので、目安にしましょう。

 

この3種類さえわかっていれば、書店でも本を探しやすくなるでしょう。

そして「値段が安いから買う!」という理由は避けましょう……本に限らず「安いからこれにしよう!」と選んでも、すぐに使えなくなるものを買ってしまえば、それは「お金の無駄」になってしまいます。

 

大切なことは「本の内容があなたの読みたいものであるのかどうか?」です。

「安物買いの銭失い」にならないように、自分に必要な本を見つけましょう。

 

本と共にあれ ■

おすすめの記事