
2020年6月7日更新!!
⬇️本日、解説する本はこちら⬇️
『世界一ゆるい聖書入門』(講談社)
著者 上馬キリスト協会
2018年11月27日初版
・ 聖書を読んで挫折した人
・ キリストのことを全く知らない
・ 世界一ゆるく、キリスト教を知りたい人
⬆️当てはまる方は、必見必読!!⬆️
目次
【『世界一ゆるい聖書入門』著者 上馬キリスト教会 プロフィール】
上馬キリスト教会
・東京都世田谷区駒沢にあるメソジスト系単立協会
・Twitterでの伝道活動が人気を呼び、フォロワー7万人
・キリスト教や聖書をおもしろおかしく切り取ったつぶやきが話題になる
・「まじめ担当」横坂剛比古さん
・「ふざけ担当」詳細非公開
【『世界一ゆるい聖書入門』結論!!】
聖書入門は
この本一択です!!
歴史の勉強でも、社会の勉強でも、避けては通れないのが「宗教」ですよね。日本人は、無宗教の人が大半を占めているから……
と感じる人が多いと思います。
先に言っておきます。私も無宗教です!! それでも宗教に恐怖を感じません。それは知識を身につけたからです。人間は、自分の知らないものに関して恐怖を感じるようになっているので、宗教って怖いな……と感じている人は、この本を読むと「え? そんなもんなの!?」と感じるはずです。
宗教も色々とありますが、一番有名なキリスト教を知っておくと他の宗教にも抵抗がなくなります。「世界で一番売れた本」と言われている聖書の内容もわかりやすく解説してくれています。
タイトル通り、本当に"ゆるい"です。著者も書いていますが、しっかりとマジメに聖書のことを学びたい人にはオススメしません。「聖書も読んだことないし、キリスト教ってなんか怖いけど勉強したい」と思っている人には超オススメです!!
【『世界一ゆるい聖書入門』引用解説】
※ ここからは引用解説です。
本の一部を抜粋しておりますので、
読みたくない方は「書籍情報」まで
飛ばしてください。
【引用①】教会とは、建物ではない!?
教会というと、十字架があって、パイプオルガンがあって、マリア像があって……など、建物をイメージする方が多いと思います。しかしそれは「チャーチ・ビルディング」であって「チャーチ」ではありません。教会とは建物のことではありません。教会とは人の集まりです。教会とは大ざっぱに言えば(きちんと知りたい人は、こんなゆるい本じゃなくてちゃんとしたまじめな本を読んでください!)、「イエス=キリストを救い主として信じた人の集まり」です。
『世界一ゆるい聖書入門』(講談社)
上馬キリスト教会
あなたの家も
"教会"になる!?
本を開いて10分もしないうちに驚いた!! 「教会」とは場所のことではないのだ!! 私はもう10年以上前にニューヨークで教会に行った。それなのに教会が建物のことではなく人の集まりを指していることを知らなかった……
でも、確かに漢字をよく見ればわかるように「◯◯会」と呼ばれる日本語も、場所のことではなく集まりのことを指している。
「女子会」
「読書会」
「歓迎会」
「送別会」
などなど……これもすべて、人の集まりであって場所のことではない!! なんでこんなことに気づかなかったのか!! と、まあこんな感じで学べる本です。雑学みたいな話だけど、「教会は建物じゃなくて人の集まりのこと」ってわかっていれば、堅いイメージはやわらかくなりますね。
場所を問わないのであれば、あなたの家だって「女子会」の会場になるように、あなたの家は「教会」になる可能性も秘めているのです!!
【引用②】「アーメン」は、あの流行語と同じ意味だった?
英語版の聖書で「Amen,amen,I say to you」と記されている箇所は「まことに、まことに、あなたがたに告げます」と日本語訳されています。(新改訳)。クリスチャンがお祈りの後につける「アーメン」は、あれです、今風に言えば「それな」とか、関西弁で言えば「ほんまそれ」とか、平昌オリンピックの女子カーリングチームによって流行した「そだねー」とかです。
『世界一ゆるい聖書入門』(講談社)
上馬キリスト教会
「アーメン」って
そんなに軽いの!?
著者が「アーメン」のことを「それな」「ほんまそれ」「そだねー」と訳しているセンスに拍手を送りたい!! 日本語であえてカタイ言葉にするのであれば「賛成!!」に近い言葉かもしれませんね。
さらに、この「アーメン」という言葉に宗教的な強い意味はないのだとか……結婚式で讃美歌を歌ったことのある人はわかるでしょう。最後に「アーメン」がつくんですけど、それは歌った内容に対して「それなー」と賛成の意思を表しているんです。
冷静に考えると面白いですよね(笑)
このように自分に対して賛成の意思を声に出しているのですから……まあ讃美歌は大勢で歌うから問題ないんですけどね。
いくら「それな」「ほんまそれ」「そだねー」と同じような言葉だからと言って、日常でやたらと「アーメン」を使うことは控えましょうね。キリスト系の幼稚園などでは、注意を受けるそうですから(笑)
【『世界一ゆるい聖書入門』書籍情報】
読みやすさ |
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適正レベル | 初心者・中級者・上級者 | ||
本の特徴 | ・203ページ ・7章に分かれている ・図やイラストが多い ・キリストと聖書の入門書ならこれ! ・現代人のための本 ・本当に世界一ゆるく、わかりやすい ・読書初心者でも読める |
(適正レベル)
初心者・・・月1〜3冊
中級者・・・月3〜6冊
上級者・・・月10冊以上
・ 聖書を読んで挫折した人
・ キリストのことを全く知らない
・ 世界一ゆるく、キリスト教を知りたい人
【まとめ】
・ 教会は場所ではなく人の集まり
・ 「アーメン」は「同意」「賛成」という意味
・ 『世界一ゆるい聖書入門』を読もう!!
とにかくゆるい……ゆるすぎて読んでいて不安になるほどです。ただ、読んだ後に聖書とか宗教が、かなり身近なものに感じます。本書の中では、勧誘っぽい言葉もまったくないので、心配する必要はありませんよ。
とにかく歴史が好きな人や、聖書に興味があって読んでみたけれど理解できなかった人など、オススメできる人はたくさんいます。
冒頭でも書いたように、人間は「知らないこと」に関しては恐怖を感じます。知っていれば正しい知識が身につき、恐怖を感じることなんて一切ありません。
気になる方は、まず「上馬キリスト教会」のTwitterを覗いてみましょう!!
知らないことを知れるのって楽しいですよね。視野を広くして、未知の世界を覗いてみましょう!!
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