
街は年越しへのカウントダウンが始まりましたね。
2019年もクライマックスに突入です!!
年末年始といえば「ついダラダラ過ごしてしまう」「ゆっくりする」「美味しいものを食べる予定」などでしょう。
し・か・し!!
この年末年始の過ごし方が、あなたの今後を左右するかもしれません!!
・ 年末年始はダラダラしてしまう。
・ 新年の目標を毎年決めている。
・ 去年の目標が思い出せない。
上記に当てはまる方は必見です!!
アメリカの大学の研究では「新年の抱負の達成率」が8%であることがわかりました……
低すぎだろ!!
未達成の92%の人の中には……
目次
【年末年始こそ、努力のチャンス】
冒頭にも書いたように、年末年始は多くの人が「ダラダラ過ごす」「ゆっくりする」など、休んでいるといえるでしょう。
つまり、ここで好きなことに没頭すれば、普段は追いつくことができないライバルに一気に近づくチャンスが生まれるのです!!
私は人と比べることはナンセンスで「あなたはあなたですよ?」と生徒にも伝えていますが、それでも他人を意識せずに生活をすることは、とてもむずかしいことです。
その対象となる相手は、なにも身近な人ではなくてもいいのです。
「目標にしている人」「尊敬する人」「師匠」など……
1年で多くの人が、悪い言い方をすれば「サボっている」ときに自分だけ加速して、抜き去ってしまえばいいのです。
まるで童話の『ウサギとカメ』のように。
「他人がやっていないことをやる」ということは自信とモチベーションアップにつながります。
このチャンスは1年のうちで、なかなかありません。
私が言っている「加速」というのは「休んでないで働け!!」ということではありません。
「自分の好きなことに没頭しなさい」 → 「研究しなさい」ということで、嫌なことをダラダラすることではありません。
あなたがハマっていることを、ひたすらやればいいのです。
正月気分を味わうこともいいでしょう。
しかし私は、正月気分を味わいながらも「早く本を読みたい!!」「文章を書きたい!!」など、自分の好きなことをするために、いてもたってもいられなくなります。
あなたにとって「ハマっているもの」は……
とは思いません。
ということが「ハマっているもの」です。
年末年始にサボった人は、1月の半ば〜後半で、必ず焦り始めます。
それならば後に余裕を持てるように、スタートダッシュを決めてしまいましょう!!
【新年の抱負(目標)は達成できない?】
私は「新年の抱負」をここ最近は決めないようにしています。
「新年の抱負」=「目標」ですよね?
しかし、考えてみてください……「達成できた!!」と自信を持って言える年は、何回あって、それは20○○年でしたか?
多くの人が……
「ダイエット」を新年の抱負にしているのに、年始にお餅を食べまくればスタートダッシュに失敗します。
「貯金」を新年の抱負にしているのに、初売りで要らないものを買えば、これまたスタートダッシュに失敗です……
【正しい目標の決め方】
このような疑問が生まれて当然です。
「目標」を決めることは大切なことです。
いくつかのパターンを用意しましたので、自分ができそうなものをチョイスしましょう!!
「大きな目標を立てない」
「新年の抱負」の危険なところは、「1年」という長い期間の目標になるため、つい「大きすぎる目標」を設定してしまいます。
1年でギリギリ達成できそうな目標は、達成率が下がります。
「大きすぎる目標」を設定する人ほど、年末年始はダラダラします。
スタートダッシュに失敗している状況から始まるほど、不利な戦いはありません……
「大きすぎる目標」を立てることが悪いのではなく、その目標を達成するために必要な「道のり」を明確に決めなくてはいけません。
と決めたら、「最初の○ヶ月で3キロ痩せる」そのためには「食事の時間を見直してみる」など、「大きな目標」を達成するために「小さな目標」を設定することが必要です。
これをやっていない人が、あまりにも多すぎます。
積み上げなければ「大きな目標」は達成できないことを知りながら、「積み上げるもの」を用意していないのですから、いつまで経っても「大きな目標」は達成できないのです。
「目標は毎月更新する」
目標を毎月更新することで「継続力」が身につきます。
先ほどの例を、もう一度あげて考えてみます。
大目標 → 「10キロ痩せる」
小目標 → 「毎月1、2キロずつ落とす」
だとしても、最初の1ヶ月で1、2キロ落ちなかった場合に、すぐに諦めてしまうのです。
または、その事実を知った日だけ、食事を大幅に減らして体調を崩す……なんて本末転倒な結果を生み出してしまいます。
これでは、「大きな目標」を達成することはストレスになってしまいます。
毎月、目標を更新してあげればストレスなく「大きな目標」にもたどり着けるでしょう。
「1、2キロずつ落とす」と決めていたけれど、「0、8キロしか落ちなかった」としたら、私は3つの提案をします。
1 「食事」「運動」の知識を勉強する。
2 「大きな目標」の設定を変える。
3 自分の生活を見直す。
この3つの共通点は「無理をしない」ということです。
1は「勉強が苦手」「読書が苦手」な人はやらない方がいいでしょう。
しかし2と3は、大きなストレスにならないはずです。
継続できない人ほど自分に厳しくします。
毎月「小目標」に近づけたのか? を見直して、アップデートしてあげることで、目標達成に近づけるでしょう。
この一手間ができない人は、残念ながら目標達成への道はハードモードに突入します……
「誕生日に目標を決める方が効果的」
「新年の抱負」が達成できない理由の1つに「みんなが一斉に目標を決めるから」というのがあります。
私たちは、自分以外の人がやっていることに影響を受けます。
と思ってしまうのです。
周りに影響を受けてつくった「目標」は、あなたの強い意志で生まれた目標ではないので、達成率が下がって当然です。
それならば、1年であなたが強い意思を持てる日に設定すればいいのです!!
それは「誕生日」です。
年末年始が誕生日の人でも……
この2つでは「誰のための目標なのか?」という点が違います。
誕生日は、自分の年齢が1つ上がる日です。
対する新年は、全員が等しく西暦を1つ増やします。
より自分に関わる特別な日の方が、意識が高くなるのは言うまでもありません。
私は誕生日に掲げた目標に「年間150冊の読書をする」というものがありました。
結果……「212冊」の本を読むことができました。
周りに流されずに、あなたにとっての目標を設定できるチャンスは、新年ではなく誕生日なのです!!
【まとめ】
・ 他人がサボっている時はチャンス!!
・ 新年の抱負は達成率が低い。
・ 「目標」達成の「道のり」を決める。
いかがだったでしょうか? 今まで「新年の抱負」を毎年決めていた人で、毎年達成できている人には関係のない話かもしれません。
自分が、かなり頑張らないと達成できない「大きな目標」を1つ決めるより、ちょっと努力すれば達成できる「中目標」を3つ決めることも、1つの「目標達成」に必要な考え方かもしれません。
「目標」の決め方は人それぞれです。
しかし「目標」は「達成」しなければ意味がありません。
「達成」の積み重ねは、自分に自信をつけてくれるのです。
「新年の抱負」なんて誰が始めたことなのか……常識を疑って「新年の抱負」を捨てることも1つの手段かもしれませんね。