「きょうよう?」

読書家は、よくこう言います……

 

読書をすれば、
教養が身につくよ!

 

読書をして、
知識を身につけよう!

 

確かに正解です。

しかし、今や流行語のように使われる「教養」っていったい何ですか?

そもそも「知識」と「教養」の違いってなに?

 

何だかわからないものが「読書すれば身につくよ」なんて言われても、誰も「読書をしてみよう!!」とは思えませんよね。

「きょうよう?」

 

「教養」について、解説していきましょう。

 

【広辞苑で見る「教養」】

 

日本の辞書といえば……やっぱり広辞苑!!

広辞苑第7版には「教養」について、以下のように書いてあります。

 

きょう–よう【教養】

1 教え育てること。

2 culture(イギリス・フランス)Bildung(ドイツ)学問・芸術などにより人間性・知性をみがき高めること。また、そのことによって得られる知識や心の豊かさ。その基礎となる文化的内容・知識・振舞い方などは時代や民族に応じて異なる。「–のある人」「–を高める」「人文主義的–」

 

さっぱり、
わかんねぇ……

 

広辞苑の内容を、このまま伝えても「読書が苦手」な人が「よし!! 明日から本を読もう!!」なんて思えそうにありませんね。

 

【「知識人」と「教養人」の違い】

 

私が「知識人と教養人の違いを教えてください」……と言われたら、こう答えます。

 

知識人

 

ある物事について理解している。

または、知っている人のこと。

 

ある物事について理解しているけれど、自分で行動ができなかったり他人に説明することができない場合は「知識人」と言えるでしょう。

※ これは決して悪い意味ではありません。

教養人

 

知識を活かして行動ができる。

または発言ができる人のこと。

 

ある物事について理解していて行動ができる上に、他人にも説明できる人は「教養人」と言えるでしょう。

 

【知識を教養に進化させるためには?】

 

「教養」とは「知識」が進化したものだと考えるとわかりやすいですね。

 

 

 

知識 卵

教養 ひよこ

 

 

「人に説明できる」ということは、自分の中でしっかりと物事を理解しておく必要があります。自分が理解できていないことを人に説明しようとすると「えーっと……」「あの……」など、言葉が出てこないことがあるでしょう。

 

そのためには、知っている「知識」を日常で使うことが求められます。自分が経験したことや体験したことは、しっかりと相手に伝えられるのです。これが今、流行っている「アウトプット」ってやつですね!!

 

 

【本からどんな知識を身につければいいの?】

 

でも、どんな知識を
身につければいいんだ?

 

「読書術」の本では「いろんな知識を身につけなさい」と書いてあります。しかし、最初はそんな必要まったくありません!!

 

「自分の悩みを解決するための知識」「趣味の知識」「特技の知識」「スキルアップのための知識」など、自分が関心のある「知識」を身につければいいのです。

 

「いろんな知識」は、本を何冊か読めるようになってからでも遅くはありません。自分の関心のある知識がある程度身についてくると、自然に「他の知識も身につけたいな」と思うものです。

【まとめ】

 

「知識」が進化して「教養」になる。

とにかく「知識」は使いまくれ!!

知っている「知識」は「使う」ことで、やがて「教養」へと進化します。

 

「能ある鷹は爪を隠す」なんて言う言葉がありますが、ずっと隠していては「能がないだけ」になってしまいます。

 

本と共にあれ ■

 

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