
2020年3月21日更新!!
今日の1冊は……
『〜メンタルを無理せずタフにする〜心の強化書』(ソシム株式会社)
著者 塚本亮
・ 自分はメンタルが弱い
・ メンタルが強ければ……と思う
・ 科学的に根拠があるメンタル強化の方法を知りたい
⬆️に当てはまる方は、必見必読です!!
【著者 塚本亮 プロフィール】
塚本亮(つかもと りょう)
1984年 京都生まれ
ジーエルアカデミア株式会社代表取締役
株式会社GLOBAL VISON取締役
[経歴]
・ 高校時代偏差値30台の問題児
・ 退学寸前から一転し同志社大学に現役合格
・ ケンブリッジ大学院で心理学を学ぶ
・ 心理学に基づいた指導法が注目を集める
・ 教育機関、企業、アスリートなどから指導依頼が殺到
・ 400人以上の日本人を、海外の大学に合格させている
【『心の強化書』 結論】
本来「心が強い人」とは
どんな人のことを指すのでしょうか?
・ 小さなことでクヨクヨしない人
・ いつも明るい人
・ ポジティブ思考な人
どれも曖昧な答えしかありません。
この世に「悩み」がない人はいないと
するのであれば、
「心が強い人」というのは、
いないのかもしれません。
メンタルを強くするためには、
メンタルが強くなる方法を
知る必要があります。
本書では「心の強度」チェックシート
がついています。
今の自分の心の強さはどれくらいなのか?
確かめながら、心理テストを受けている
感覚で、読み進めていくことができるのです。
【失敗を恐れる人は、いつまでも弱虫】
失敗して恥をかき、傷つくこともあるでしょう。しかし、筋トレだって筋肉を痛めつけ、細胞が破壊されるからこそ強く再生するわけです。失敗だって、多ければ多いほど強い心がつくられることを忘れないでください。
『心の強化書』(ソシム株式会社)
塚本亮
失敗をすると、心が傷つきます。
人生の大一番で失敗したときは、
寝込んでしまうこともあるでしょう。
しかし、この瞬間こそが
心が強くなるチャンスなのです。
失敗をすることで、
「なぜ失敗をしたのか?」
ということを考えます。


こんなことを必死に考えます。
結果、あなたは2度と
同じ失敗を繰り返さないように
気をつけることでしょう。
一度大きな失敗をすると、
2回目から大した失敗は
気にならなくなります。
これを心の成長と言わずして、
なんと言うでしょう?
一番の悪は、失敗を
恐れて何もしないことなのです……
逃げ出した分だけ、
心は弱くなってしまいます。
【相手の心はコントロールできない】
人に期待するということは、コントロールできない存在に、自分の気持ちや感情を預けてしまうということなのです。自分の期待する行動を相手が取らなければ、それだけで傷つくし、腹も立ちます。
これでは結局、他人に振り回されているのと同じです。
ならば、最初から他人に過度な期待をしなければいい。それならば振り回されることもありません。『心の強化書』(ソシム株式会社)
塚本亮
少し冷たく感じる
考え方かもしれません……
しかし、相手の心を簡単に
変えることはできません。
人を動かしたければ、
自分が変わるしかありません。
自分の思い通りにならないと
私たちはストレスを感じます。
すぐに人のせいにしてしまうのは、
「責任を自分で負いたくない」
という現れです。

他人のせいにする前に、
自分には問題がないのか?
を考えると、解決方法が
見えてくることもあります。
自分自身のことは
コントロールが可能です。
しかし、他人を
コントロールすることは
至難の技です……
1番変えやすい
自分から変わる方が
ストレスも溜まりませんし
問題解決には効果的なのです。
【書籍紹介】
評価 |
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読みやすさ |
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本の特徴 | ・ 全239ページ ・ 全5章に分かれている ・ 50の項目がある。 ・ 左開き横書きの本 ・ イラストが多く、わかりやすい ・ 初心者にオススメ |
・ 自分はメンタルが弱い
・ メンタルが強ければ……と思う
・ 科学的に根拠があるメンタル強化の方法を知りたい
【まとめ】
・ 大きな失敗は、心が強化されるチャンス
・ 相手ではなく、まずは自分が変わろう
・ 『心の強化書』を読もう!!
『心の強化書』では、自分の弱さと
向き合うことから始まります。
自分の現状を知らなければ、
何を強化すればいいのか
わかりませんよね。
心理学の分野で
多くの人に指導してきた
塚本さんだからこそ
書ける本だな……
と感じました。
今回、引用で紹介した
2つもそうですが、
思考を変えるための
知識が詰まっていますので、
誰でも実践することが可能です。
メンタルを強くしたいのであれば、
いざという時に備えて、
強化するための思考を
学んでおきましょう……