読書術を『神・読書術』から学ぶ
年間0冊……
10ページも本を読めなかった私が
年間212冊の本を読めるようになった方法教えます!!

CO-2N

2020年1月28日更新!!

世の中に存在する「読書術」の本から、読書を効率的にこなすための方法を解説します。

今日の1冊は……坂本海さんの著書『−10倍速で読んで、要点だけを記憶する−神・読書術』(ぱる出版)です。

 

『神・読書術』写真

 

坂本さんはプロ書評家です。

ピーク時で年間500冊以上の本を読破、さらには要約をしているうちに、読書スピードと読書効率をメソッドを開発。

これまでに2000冊以上のビジネス書を紹介し、現在も記録を更新中……まさしく『神・読書術』を書くにふさわしい経歴の持ち主です。

 

 

今日の記事は……

・ 本を読むのが遅い。

・ 効率的に読書がしたい!!

・ 読書の本質を学びたい!!

 

⬆️に当てはまる方、必見です!!

 

『神・読書術』

 

 

【読書は記憶に残りやすい】

 

1冊の本を読むには、インターネットの記事やニュースを読む以上の時間がかかります。しかし、時間をかけて情報を消化しなければならないからこそ、読書で得た情報や知識は記憶に残りやすいと言えます。

『神・読書術』(ぱる出版) 坂本海

 

坂本さんは、さらに「昨日見たネットニュースを思い出してください」という質問にいくつ思い出せるでしょう? ということも書いています。

 

これが、ネットニュースのよくないところですね。

「見た気分」にはなるのですが、内容を記憶するところまで読み込むことはできないのです。

 

「何があったのか?」 という概要は掴めても、本質を把握することができないのがネットニュースの情報です。

 

【本の中の大切な部分は20%?】

 

一冊の本の中で本当に大切なことは全体の20%程度に書かれています。その大切な20%を的確に抑えることができれば、単純に読書にかかる時間を20%にすることができます。

『神・読書術』(ぱる出版) 坂本海

 

これを聞いて驚く人は少なくありません。

しかし、私がこれまで過去に読んだ本を読み返してみると、大切だと思って付箋を貼っている箇所は全体の20%前後でした。

もちろん本によっては20%以上の知識を得た本もありますが、平均して20%というのは、あながち間違っていないと思います。

 

どうしても 「本は全部読まなければいけないもの」という考えが抜けきらない人は、本に対して期待をしすぎています。

 

本は「正解」をくれるものではありません。

本は「考える」きっかけをくれるものです。

 

【絶対に読むべきところは?】

 

「はじめに」と「第1章」、ここに重要なことの8割が書かれています。目次の構成で言うところの「総論=結論」にあたる部分です。だからこそ、最初の部分はじっくり理解できるように読みましょう。結論さえ抑えておけば、後の章は読み飛ばしても、内容の理解を外すことはありません。

『神・読書術』(ぱる出版) 坂本海

 

逆に言えば、「はじめに」と「第1章」が理解できなかった本は、あなたが今読むべき本ではないと言えるでしょう。

「はじめに」と「第1章」が理解できないのに、その先を読んで理解できる本はありません!! これは言い切れます!!

 

それほど「はじめに」と「第1章」は重要です。

「はじめに」だけであれば、書店で立ち読みをできるので、本を買う前にチェックすることでアタリ本を引く確率は飛躍的に上がります。

 

【何を読めばいいのかわからない】

 

実は、本を読まない人の多くが、「そもそも何を読めばいいのかわからない」という悩みを持っています。頭では、本を読んだ方がいいと思っていても、最初のスタートの方法がわからない。本屋に行って、本を眺めてみても、多くの本が並びすぎていて選べない。選んだとして、それが良い本なのかもわからない。だから買うのをためらってしまい、最初の1冊が決まらない。これが一般的なスタート時点の状態です。

『神・読書術』(ぱる出版) 坂本海

 

「何を読めばいいのかわからない」は、私も多くの人に相談されることです。

 

まず覚えておいて欲しいことは、日本では毎日200冊以上の本が出版され続けているという事実です。 月に6000冊という計算です。

選択肢が多すぎることで……

 

何を読めばいいのかわからない……

 

という現象が起こります。

これについての解決方法は過去の記事で解説しておりますので、リンクを参考にしてください。

⬇️チェック⬇️

本の選び方 ①簡単に本を選ぶための「3つの目的」

 

【書籍紹介】

 

『−10倍速で読んで、要点だけを記憶する−神・読書術』では、大事なところだけを読む「エッセンス・リーディング」という読書法を紹介されています。

この読み方は、一気に効率が上がる読み方なので、興味がある方は是非、読んでみてください。

 

 

【まとめ】

・ 読書はネットより記憶に残りやすい

・ 本で重要な部分は全体の20%

・ 「はじめに」「第1章」は買う前に読む

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『神・読書術』は、とにかく「エッセンス・リーディング」という読書法を学ぶことに特化した本と言えるでしょう。

 

大事なところだけを読むというのは、読書が苦手な人は違和感を覚えるかもしれませんが、最小限のエネルギーで最大限の知識を得るためには身につけておくべき読書法です!!

 

本と共にあれ ■

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