【解説】『科学的に元気なる方法集めました』堀田秀吾 著

 

2020年3月19日更新!!

年間読書冊数212冊のCO-2N(しおつん)が本を解説します!!

CO-2N イラスト

今日の1冊は……

『科学的に元気なる方法集めました』(文響社)
著者 堀田秀吾

Amazon画像

 

こんな人にオススメ

・ 最近元気が出ない

・ やる気を自分でコントールしたい

・ 自分のパフォーマンスを上げたい

 

⬆️に当てはまる方は、必見必読です!!

タイトル画像

 

【著者 堀田秀吾 プロフィール】

 

堀田秀吾(ほった しゅうご)

熊本県生まれ
明治大学法学部教授

[経歴]

・ シカゴ大学博士課程修了
・ ヨーク大学修士課程修了
・ 言語学、法学、社会心理学、脳科学を学ぶ
・ 「明治一受けたい授業」に選出
・ マーベリック法律事務所顧問
・ 芸能事務所スカイアイ・プロデュース取締役
・ 座右の銘は「あとでやろうはバカやろう」

 

【『科学的に元気になる方法集めました』 結論】

「元気」と「やる気」は、自分でつくり出すことができる!!

なんだかやる気が出ないな〜

 

なんていう日は、
どんな人にでもありますよね?

これを「科学の力でやる気を出せる」
と聞いたら、信じられるでしょうか?

『科学的に元気になる方法集めました』では、
最新科学によって「元気」や「やる気」を
意図的に出す方法が紹介されています。

「最新科学」と聞くとむずかしそうに
感じてしまうかもしれませんが、
誰にでもできることばかりが書いてあります。

脳科学が主なので、あなたの行動で
「どうやって脳を騙すのか?」
という方が、わかりやすいかもしれませんね。

自分の「やる気」をコントロールできれば、
調子の悪い日を今よりも少なくできるのは、
言うまでもありません。

 

【やる気スイッチを入れる方法】

 

スイッチ 画像

よく「やる気スイッチ」と言いますが、実はこれ、本当に存在するのです。ただし、どこのツボを押せば入る、といったものではありません。
このやる気スイッチを入れるベストな方法はこれ。

「とにかくやり始める」こと。

そんな当たり前のこと言うな! それができたら苦労しない! と怒られてしまうかもしれませんが、脳と身体の関係を見てみると、人間は「やり始めると集中する」ようになっている、というより、やり始めなければ、集中できないようになっているのです。

『科学的に元気なる方法集めました』(文響社)

堀田秀吾

 

あなたにも、こんな経験はないでしょうか?

ちょっと掃除をするはずが、始めたら止まらなくなって大掃除になってしまった

習い事に行きたくなかったけれど、行ったらそれなりに楽しめた

 

多くの人が、
体験したことがあるでしょう。

「やる気スイッチ」は……

「とにかくやり始める」

です。
「嫌だな〜」「やりたくないな〜」と
考えている時間で、私たちは
いいわけを考えてしまう生き物です。

勉強をしたいのであれば、
何も考えずに机に向かうこと。

読書をしたいのであれば、
とにかく本を開くこと。

1度スイッチが入ってしまえば、
「嫌だな〜」「やりたくないな〜」
という気持ちは消えていきます。

 

【「ぼーっ」とするのは悪くない?】

 

ぼーっとする 画像

精神科医・医学博士の西多昌規先生によると、常に忙しく、仕事などに追われている状態というのは脳に良くないそうです。
なぜかというと、意識的に活動しているときよりも、ぼーっとしているときのほうが脳はエネルギーを使っており、その差は15倍にもなるというのです。

『科学的に元気なる方法集めました』(文響社)

堀田秀吾

 

「ぼーっとしているんじゃない!!」

と叱られたことのある人は、
これを知っていれば、

私は今、普段の15倍もエネルギーを使っていたんです!!

 

このように、いいわけができましたねww
という冗談はさておき……

日本人は、
とにかく働くことで有名ですよね。
しかし海外と比べて、
「ダントツで業績が良いのか?」
と聞かれると、そうではありません。
むしろ、統計上では業績は落ち込んでいます……

そこには、堀田さんの紹介している
「ぼーっとする時間」というのが
関わっているのかもしれません。

あなたは最近いつ「ぼーっと」しましたか?

本書でも書かれていますが、「ぼーっとする」は
「無心になる」ということです。
そんな暇をつくれていないのであれば、

意識的に「ぼーっとする」という時間を
つくり出しましょう。

仕事で切羽詰まっているときに、
良いアイデアが浮かぶ人はいません。
無心になり、頭を整理することは
今の日本人の多くが
足りていないことなのかもしれませんね。

 

【書籍紹介】

 

評価
読みやすさ
本の特徴 ・ 全235ページ
・ 全6章に分かれている
・ 38項目の見出し
・ 科学的に根拠があるので信憑性が高い
・ イラストが多く、わかりやすい
・ 初心者でも読みやすい
こんな人にオススメ

・ 最近元気が出ない

・ やる気を自分でコントールしたい

・ 自分のパフォーマンスを上げたい

 

【まとめ】

・ やる気を出すには「とにかく始める」こと

・ 意識して「ぼーっとする」時間をつくろう

・ 『科学的に元気になる方法集めました』を読もう!!

CO-2N イラスト

誰だって、常に最高の
パフォーマンスができるように
やる気はMAXでいたいと願っています。

『科学的に元気になる方法集めました』には
38の研究が紹介されているので、
私は気分が乗らないときは、
この本を開くようにしています。

やる気がないときに、
物事がうまくいく確率は低いですよね。
うまくいかないと、ストレスが溜まります……
ストレスを軽減するためには「やる気」が必要です。

『科学的に元気になる方法集めました』は、
ストレスを軽減してくれる本でもあるのです。

「ちょっと仕事が疲れたな……」

と思っているあなた、、、
ぜひ、読んでみましょう。

 

本と共にあれ ■

 

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