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2020年5月16日更新!!

年間読書212冊のCO-2N(しおつん)が日本人の読書習慣に関するデータを解説します!!

CO-2N イラスト

今日は、2020年版の『読書世論調査』(毎日新聞社)のデータを参考に、日本人と読書習慣について解説していきます!! 「社会人の1日の勉強時間は6分」「大学生の半数が読書しない」というニュースを見た人もいるかもしれませんね。実際はどうなのでしょうか? 一緒に考えていきましょう!!

こんな人にオススメです

・ 日本人の読書習慣を知りたい人

・ 日本人の読書に関するデータを知りたい人

・ 日本人と読書に関して真剣に考えたい人

⬆️当てはまる方は、必見必読です⬆️

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【日本人の読書習慣 『読書世論調査』とは】

まず最初に、今回参考にする『読書世論調査』とは、毎日新聞社が毎年4月に発売する「日本人の読書習慣」に関するデータが記載されている本です。全国300地点の満16歳以上の男女を対象に調査を行い、集計した結果がまとめられています。

書店やAmazonでは販売されていないので直販のみでしか手に入りません。
興味のある方は、毎日新聞社のホームページにアクセスして購入してみてください。値段は1冊3,000円なので、少し高いですが……

👉『読書世論調査』購入ページ👈

⬇️毎日新聞社ホームページ画像⬇️

『読書世論調査』画像

記載するデータの(%)は、小数点以下を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%になるものではありません。また「無回答」や「複数回答可」のデータも含まれています。

【日本人の読書習慣 読書率】

日本人の読書習慣 読書率

「日本人は読書をしない」と言われていますが、実際にどのくらい読書をしていないのか? 『読書世論調査』ではしっかりと数字で現れています。
「書籍読書率」「1ヶ月の読書冊数」「書店に行く回数」「1ヶ月の本の購入費」を例に挙げて、解説していきます。

「書籍読書率」

「書籍読書率」

(無回答は省略)

「書籍読書率」とは、書籍(単行本・文庫本・新書)を読む人の割合を調査したものです。

日頃から読書をしている人は「約2人に1人」であることが分かりますね。この書籍読書率は、ここ数年で大きな変化はありません。男女別の結果でも男性45%女性46%という数値なので男女で大きな差はないと言えるでしょう。この結果だけを見ると……

日本人って意外と読書してるじゃん!!

こう思いますよね? わたしもそう思っていました……しかし、次の結果を見ると、ガクッと肩を落としてしまいますので、あまり期待せずに次の結果を見てみましょう。

「1ヶ月の読書冊数」

「1ヶ月の読書冊数」

『読書世論調査』では、1ヶ月に読む本の冊数についても調査結果が出ているのですが、ここでは「単行本」「文庫本・新書」の結果に焦点を当てていきます。

書籍(単行本・文庫本・新書)だけを見ると、合計の平均は「1ヶ月で0.55冊」です!! 本を読んでいる人は2人に1人いるのに、1ヶ月で1冊も本を読まない人が多いことが分かりますね。とは言え、これは「本を読まない人」を含んだ平均値なので、数値が低くて当然なのです。では、「本を読む」という習慣がある人だけの平均値を見てみましょう。

「1ヶ月の読書冊数」2

「本を読む」という人だけでも、「単行本」と「文庫本・新書」を合わせると平均は「1ヶ月で1.95冊」という数値です。もし、平均よりも本を読む人のことを「読書家」というのであれば、月に2冊以上の本を読めば、あなたも「読書家」の仲間入りができるのです!! なんていう冗談を本気にされては困るのですが、読書における平均はハードルが低いですね。

「本を読む人は約2人に1人いるけれど、平均して2冊も本を読んでいない」

これが現在の日本の読書習慣です。

「書店に行く頻度」

「書店に行く頻度」

(無回答は省略)

最近では「書店が減った」といわれていますが、あなたの街の書店はどうでしょうか? 本はネットで買える時代になり電子書籍も普及してきましたが、未だに書店に足を運ぶ人がいるのも事実です。

このデータに関しては、電子書籍で本を買う人のことを考えると妥当な数字かもしれませんね。Amazonでは「なか見!検索」という試し読みのサービスもあるので、年々「書店に行かない」という層が今後も増えることが予想できます。
それでも私は、書店で様々な本の中から自分のための本を見つけるのが好きなので、少しでも街の書店に貢献できるようにリアル書店に通います!!

「1ヶ月の本の購入費」

「1ヶ月の本の購入費」

(無回答は省略)

本にかける値段については、リアル書店でもネット書店でも大きな違いはなさそうですね。1ヶ月あたり、日本人はどれだけの書籍を購入しているのかを表したものが、上の通りです。こちらは漫画や雑誌などの本も含まれています。

「1000円未満」が圧倒的ですね。この数字からわかることは、本を買っている多くの人は、「ビジネス書・実用書」などの1500円以上する本ではなく、漫画、雑誌、文庫本など1000円未満の本を購入する人が多いことが分かります。「値段の高い本を買えば良い」ということでもないので「もっと本を買え!!」とは言えませんが、これでは小さな書店から潰れていくのも納得ですね……
Amazonの「Kindle Unlimited」では、月額980円で本が読み放題というサービスもあるので、読書家でもKindle Unlimitedの利用者は1000円未満という見方もできます。

Kindle Unlimitedのサービス詳細については、別記事で紹介していますので覗いてみてください。

【日本人の読書習慣 読書の意識】

「読書の意識」は、2019年版の『読書世論調査』(毎日新聞社)のデータを元に書いています。『読書世論調査』は、毎年調査するときの質問内容が変わっているので、最新の2020年版には、ここで紹介する質問内容は書かれていませんでした。残念……

「読書は大切だと思うか?」

 

読書は大切だと思う?

(数字は%)
※ 小数点以下を四捨五入しているので合計は100%になっていない。

1「大切だ」57%
2「ある程度大切だ」38%
3「あまり大切ではない」3%
4「大切ではない」1%
5「無回答」2%

「大切だ」と「ある程度大切だ」と答えた「読書は大切だと思う派」の合計は95%なので、9割以上の人が「読書は大切だ」と考えているのです。あれ? ちょっとおかしいですよね? ここまでのおさらいをすると……「約2人に1人が読書をしている」しかし、「1ヶ月に平均0.6冊しか読まない」

な・の・に!!

「読書が大切だと思う」は9割!?

このデータで「読書をした方が良いのはわかっているけれど、読書が苦手だ」という人が多いことが分かりますね。そんな「読書が苦手」という人たちが、読書をしない理由は何でしょうか?次のデータを見てみましょう……

「本を読まない理由」

 

本を読まない理由

(数字は%)
※ 「本を読まない」という人のみ、複数回答可。

1位「本を読まなくても生活に不自由しないから」
2位「忙しくて読む時間がなかったから」
3位「インターネットやテレビなど他に面白いものがあったから」
4位「読みたい本がなかったから」
5位「本を買う経済的余裕がなかったから」
6位「活字だと理解しにくいから」

これこそ、「読書が苦手」だと感じている人が本を読まない理由です。私も読書が苦手だった過去があるので、1位〜6位までのすべてに共感ができます。しかし厳しいことを言ってしまうと、どれも本を読まないための言い訳に過ぎません。
すべての理由を解説していくと長くなってしまうので、この理由を解決するための意識の変え方を、私のnote『宇宙一やさしい読書術』にまとめてあります。無料公開中なので、興味があれば読んでみてください。

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【日本人の読書習慣 電子書籍との付き合い方】

あなたは電子書籍を使ったことがありますか? どうしても紙の本が好きな人もいますよね。または電子書籍だと不便を感じる人もいるのではないでしょうか? ここでは日本人が、どれだけ電子書籍を利用していて、どんな本を読んでいるのかを紹介していきます。

「電子書籍を読んだことがある?」

「電子書籍を読んだことがある?」

(無回答は省略)

「読んだことがある」の35%は、低く感じるかもしれませんが、過去最高の数値です。電子書籍のサービスが始まった当初は、多くの人が試したものの「やっぱり紙の方が読みやすい」という声が多く、電子書籍はブームを迎える前に落ち着いてしまいました。
それが、今になって電子書籍の利用者が増えてきているのは、電子書籍の質が上がってきていることも要因の一つと考えられそうです。
私もKindle電子書籍の愛用者ですが、調べてみるとKindleには便利な機能が山ほどあり、使いこなすことができれば紙の本よりも便利に本を読むことができるのです。Kindleの便利機能に関しても別の記事で紹介していますので、「電子書籍って何ができるの?」という疑問がある方は、覗いてみてください。

「電子書籍で読む本のジャンル」

「電子書籍で読む本のジャンル」

(複数回答可)

圧倒的に「漫画」が多いですね。漫画はKindle以外のサービスでも多く配信されていますが、何よりも漫画は部屋のスペースをどんどん埋めていくので、保管に困ります。自分の好きな漫画は手元に置いておきたいものなので捨てることも躊躇してしまいますよね。
その点では漫画を電子書籍で読むことは保管場所に困ることはないため、人気が高いのも納得です。「小説」「雑誌」なども、同じような理由が上がってくることでしょうね。

「電子書籍を利用したことがある人」を年代別で見てみると「30代が67%」「20代が65%」「10代が61%」という結果なので、機械操作を苦にしない年代は、漫画を電子書籍で読む時代に突入していることがわかります。

「電子書籍で使用する端末」

「電子書籍で使用する端末」

(無回答は省略)(複数回答可)

スマートフォンが1番多いのは漫画などを読むのに、もっとも手軽で荷物を増やす必要がないからでしょう。しかし、どうしてもスマートフォンの画面では視力低下のリスクが伴いますのでタブレット端末での読書をオススメしたいところです……「荷物を増やしてまで読みたくない」「タブレット端末を買うお金がない」という意見が聞こえてきそうなので、先ほどの発言は、なかったことにしてください……

「電子書籍を毎日読む?」

「電子書籍を毎日読む?」

(無回答は省略)

読書を習慣にしている人は、紙の本と電子書籍を使い分けていることが予想されます。「漫画は電子書籍で読むけれど、ビジネス書は紙の本で読む」という人も多いので、電子書籍だけを読んでいる人は、極少数しかいないでしょうし、今後も「電子書籍しか読まない」という人が急激に増えることはなさそうです。
紙の本と電子書籍それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、上手に使い分けることが、これからの時代の読書を楽しむ秘訣といえるでしょう。
電子書籍に興味がある方は、Kindle Unlimitedのサービスを覗いてみましょう。

 

【日本人の読書習慣 他のメディアの誘惑】

読書離れの原因を考える上で、テレビとインターネットの存在を見逃すわけにはいきませんね。今では移動中でもスマホで映画やドラマを見ることができますし、SNSで世界の人と繋がれるようになりました。さて、私たちは1日でどれだけの時間をテレビ・インターネットに費やしているのでしょうか?

「テレビ&インターネットの視聴時間」

「テレビ&インターネットの視聴時間」

(無回答は省略)

テレビ・インターネットの試聴時間を合計すると「5時間19分」です!! 1日の中で睡眠時間が6時間だと仮定すると、起きている時間の1/3をテレビ・インターネットに費やしていることがわかります。その他の時間は仕事や学校に使っている人が多いので、家に帰ってきてからはテレビとインターネットで1日が終わってしまいますね……ただ、あくまでも平均なので自分がどれだけテレビとインターネットに時間を費やしているのか? を分析する必要があります。

ちなみに、テレビは女性の方が男性よりも約30分視聴時間が長くインターネットは10代20代が4時間近く視聴しているという結果が出ています。

【日本人の読書習慣 子どもの読書習慣】

「読書が苦手」という意識を植え付けないためには、第一段階として子どものころの読書体験が関係してきます。今では親が子どもに絵本ではなくタブレット端末を渡している光景を目にする機会が増えたので、「読書が苦手」という子どもは増加していくことが予想されます。

「絵本を読んでもらった?」

「絵本を読んでもらった?」

(無回答は省略)

「読んでもらった派が51%」「読んでもらわなかった派49%」なので、ちょうど半々くらいの割合ですね。この数字にタブレット端末での視聴が含まれているのかはわかりませんが、今では共働きが当たり前の時代に変化しているので、「子どもに絵本を読む時間がない」という家庭の事情があることも考えなければいけませんね。では、絵本の読み聞かせがどのような影響を生むのでしょう? 次のデータを見てみましょう。

「好きな本はあるか?」

「好きな本はあるか?」

(無回答は省略)

「読書が苦手」という人が増加する原因として参考になるデータです。「読んでもらった派」の人は合計平均が8割であるのに対して、「読んでもらわなかった派」は3割を切ってしまう合計平均です。好きな本がなければ「読書をしたい!!」という気持ちも湧いてこないので、子どものころの読み聞かせの重要性がわかりますね。

2018年のデータを参考にした「読書離れの原因」をまとめたnoteもありますので、気になる方は覗いてみてください。

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【まとめ】

・ 月に2冊を読めば平均以上の読書

・ 「読書は大切だ」とわかっていても「読書が苦手」な人が多い

・ 電子書籍と紙の本を上手に使い分けよう

・ テレビとネットで1日の1/3を使っている

・ 子どものころの読み聞かせで読書が好きになるか決まる

CO-2N イラスト

今回は2020年版『読書世論調査』(毎日新聞社)のデータを元に紹介しましたが、これは一部に過ぎません。他には平成から令和に元号が変わったので「平成の心に残った作家たち」という調査結果があります。これはオススメ!!!!

『読書世論調査』は、2部構成になっているので2部では「学校読書調査」によるデータも記載されています。「1ヶ月間に読んだ本 上位ランキング」「ふだん読んでいる雑誌」「家の人や先生と本に関すること」など、興味深い内容がもり沢山です。

あまり知名度の高くない『読書世論調査』ですが、読書好きなら1度は読んでおきたい1冊です。公式ページでしか買えないため、アフィリエイトの対象ではありません。それでも私は読書家のあなたにオススメしたいです!! ぜひ1度読んでみてください!!

 

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