【解説】『僕たちはもう働かなくていい』堀江貴文 著
2020年2月14日更新!!
年間読書冊数212冊のCO-2N(しおつん)が、あらゆる本を解説します!!
CO-2N イラスト
今日の1冊は……
『僕たちはもう働かなくていい』(小学館新書)
著者 堀江貴文
『僕たちはもう働かなくていい』 画像

・ AIの今後が気になる

・ AIの進化に恐怖を感じている。

・ AIが進化した時にどんな行動をすればいい?

⬆️に当てはまる人は、必見、必読です!!
タイトル画像

【堀江貴文さん プロフィール】

・ 1972年福岡県八女市生まれ
・ 東京大学を中退
・ 元ライブドア代表取締役社長
・ 実業家
・ SNS media&consulting株式会社ファウンダー
現在「ロケット開発」「オンラインサロンオーナー」などを運営し、有料メルマガは登録者数が1万数千人を超えている。
数多くの著書を出版し、多くのベストセラーを生み出している。

【「AIに仕事を奪われる」という発想を捨てる】

いずれは「人が働かなくていい世界」がやってくる。
AIやロボットに仕事を奪われる……ある意味では、事実だろう。
だが、奪われるという発想を持つ必要はない。

私たちの方から、AIやロボットの側に、面倒な仕事を受け渡すのだ。

『僕たちはもう働かなくていい』(小学館新書) 堀江貴文

AI時代に脅威を感じている人は多いでしょう。しかし、ものは考え方次第ですね。AIが人間の仕事をやってくれるのであれば、今まで面倒だと思っていたことを、他の時間に割くことができるのです。

他の人でもできるような仕事をやっているのであれば、「自分にしかできないこと」を探して、AI時代に備えることが大切なのかもしれません。

他の人にでもできる仕事は、AI以外の「ヒト」にも仕事を奪われる可能性があるということも忘れてはいけません。

【AIがヒトへ進化するために】

ロボットの手 画像

私たちはみんな、生まれたときから、「手」で触り、知識を蓄え、成長してきた。AIを、ヒトへ近づけるというなら、同じ順序の成長を課していかねばいけない。
ヒトへの進化に、近道はないのだ。リアルの世界に出て、痛みを得たり「手」を汚したりしなければ、大事なことはつかめない。
その真理はビジネスと似ている。

『僕たちはもう働かなくていい』(小学館新書) 堀江貴文

AI搭載ロボットの進化で指が器用に使いこなせるようになることができると、一気に可能性が広がると言われています。

しかし、指が器用に使えても、与えられたミッションが「失敗なのか?」「成功なのか?」を教えることができるのは人間です。

AIに対して脅威を感じている人は、「知らない」から脅威を感じるのです。
まずは「AIとロボットの違い」を知ることからはじめるといいでしょう。

【「やりたいことをやる」方法】

やりたいことをやればいい。
好きなことを好きなだけやって、食べていくことは、絶対に可能なのだ。
でも、そもそも「やりたいことが見つからない」という人も多い。
心配ない。やりたいことが見つかるまで、探し続ければいいのだ。
そんな生き方だって、社会は支援している。

『僕たちはもう働かなくていい』(小学館新書) 堀江貴文

「さすが堀江さん!!」と言いたくなるような一言です……

「やりたいことが見つからない」は言い訳です。「やりたいこと」は、歩み寄ってきてくれることはありません。
自分から探し続ける行動をしなければ「やりたいこと」は決して見つかりません。

「やってみたいこと」はあるけど、失敗したら……

このように考えてしまう人も多いでしょう。

しかし、やってもないのに「成功」「失敗」は判断できません。やってみてダメだとしたら、他の案を考えればいいのです!! 面倒くさがって「やりたいことが見つからない」と言っているのと、もれなく「怠け癖」が身につきます……

【書籍紹介】

今回の本は「AIと、どう生きていくのか?」というテーマで書かれています。誰もが恐れているAIの存在ですが、堀江さんはまったく焦っていません。
それは堀江さんが「すごい人だから」などという理由ではありません。見ている角度が違うのです。つまり、考え方次第ではAIを味方にして共存できるのです!!

【まとめ】

AIに仕事を奪われるのではなく、面倒な仕事を受け渡すと考える。AIには人間を超えられない壁が確実にあり、ヒトに近づくには時間が必要。それまでに自分が「やりたいこと」を探し続け、自分にしかできないものを身につけよう!!
CO-2N イラスト
『僕たちはもう働かなくていい』は、AIに特化した本です。

AIについて、よくわかっていない……
という人は、読んで損はないと思います。堀江さんは物事の考え方が柔軟だな……と、どの本を読んでも感じます。
「ビジネス書・実用書」において、自分とは違う考え方を学ぶことは、物事の価値観を変えることができる最高のチャンスなのです。

本と共にあれ ■
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