
本を選ぶときに、悩んでしまう人へ……
読書が苦手な人は、どうやって本を選べばいいのか? 最初は疑問だらけになってしまうことでしょう。
これは日頃から読書をする人も悩んでいることかもしれません。

選べないな……

どっちがいいの?
など……疑問は尽きません。
読書が苦手な人が疑問に思っている「こんなときどうすればいいの?」を解決しましょう!!
目次
【2冊の本で迷ったとき】

買いたい本が2冊も……
どっちを選べばいいの!?
こんな幸せな悩みをもった読書初心者の方へ……
2冊で迷ったら、どちらも買いましょう!!
自分の目で見て……

自分に合っている!!
と思った本は、運命です。
どちらか1冊を選んで、読んでみたらハズレだった……なんてこともあります。
そんなとき……

と気持ちを立て直すのに、読書初心者は時間がかかってしまいます。
買いたい本が2冊もあるということは、アタリ本に出会う確率も2倍になるということです。
また、2冊以上で悩んでいる人におすすめしているのは「小説を1冊」「ビジネス書・実用書を1冊」の合計2冊を買うことです。

読みにくいな……

堅苦しくて苦手……
人によって食べ物と同じように、好き嫌いがあります。
最初は「自分が好きな本」「自分が読みやすい本」を選ぶことが大切です。
実際に読んでみなければ「自分はどんな本が好きなのか?」ということはわかりません。
「ハズレ本」というと悪いイメージになりますが、ハズレ本をたくさん引くことで、自分の好みがわかってくることも事実です。
人は失敗すると「もうこんな失敗は繰り返さない!!」と思いますよね?
本を選ぶのが上手な人は、失敗を恐れずに「とにかく読んでみる」と決めて多くの本を読む人です。
2冊、もしくは複数の本で迷っているのであれば、とにかく「1冊だけ買う」という考えは捨てて、同時に何冊も本を買ってみましょう。
「お金がもったいない……」と思うのであれば、コンビニでの無駄な出費を3回我慢すれば本1冊買えるお金ができることを学べるいいきっかけになります(笑)
【紙の本と電子書籍はどっちがいいの?】

どちらがいいの?
今では電子書籍を利用して読書をする人も増えてきましたね。
私も電子書籍を、たまに読むことがあります。
結論から言うと「紙の本」でも「電子書籍」でも、あなたの好みで選んで良いでしょう。
しかし「紙の本」「電子書籍」には、それぞれメリットとデメリットがあります。
いくつか挙げてみましょう。
「紙の本」のメリット
・ 自由にメモをすることができる。
・ 古本で見つけると安く手に入る。
・ 図書館では無料で借りられる。
・ どれだけ読んだか一目でわかる。
「紙の本」のデメリット
・ 何冊も持ち歩くと荷物が多くなる。
・ 部屋での保管で場所をとる。
・ 売り切れの場合がある。
・ ネット注文だと、数日待つことになる。
「電子書籍」のメリット
・ 買った瞬間に読める。
・ 保管に場所をとらない。
・ 売り切れることがない。
・ 紙の本より安いことが稀にある。
「電子書籍」のデメリット
・ 電子書籍版になっていない本がある。
・ 端末の充電が切れると読めない。
・ ペンで書き込むことができない。
・ 読み返すときに、ページ戻しがスムーズにできない。
それぞれ4つずつ挙げましたが、これ以外にも探せばいくつも出てくるでしょう。
1人暮らしで部屋が狭いときは「電子書籍」はとても助かります。
しかし、教科書のように書き込みをしたい場合は「紙の本」が便利です。
私は読書初心者の方には、まず「紙の本」をおすすめしています。
電子書籍は、スマートフォンやタブレット端末で読むことが多いと思うのですが、ネットに繋がっている状態だと、メールや電話がきたときに読書が中断してしまうからです。
スマートフォンやタブレット端末は「ねえねえ、かまってよ!」とあなたを誘惑してくることでしょう。この誘惑に勝つ自信がある方、または……

機内モードにしよう!!
と決めることができる方は、最初から電子書籍でも良いでしょう。
【図書館の本はダメなの?】

読書家をあまり見ないけど
図書館の本はダメなの?
確かに読書家の多くは、書店で本を買って読む人が多いでしょう。
私は図書館がダメだとは思いません。
しかし、図書館で「これはアタリ本だ!!」と感じた本は、やがて自分の家の本棚に並ぶことになります。
私が学生時代に図書館で読んで影響を受けた本は、その後すべて書店で買って、今では自分の本棚に並んでいます。
映画館で映画を観て「面白かった!!」と思った作品をDVDで購入するのと同じような感覚です。(映画はお金を払っていますが……)
アタリ本に出会うと「もう1度読もう!!」という気持ちが自然と湧いてきます。図書館では返却期限があるので2回読むということがむずかしいのです。
また、図書館で人気の本は「貸出中」であることがほとんどです。これはレンタルDVD屋と同じですね。
読書家は「アタリ本は2回読みたい」「人気作はすぐに読みたい」という理由で図書館の本ではなく書店で本を買うのです。
読書初心者の方は、「自分にはどんな本が合っているのか?」を調べるために図書館でいろんな種類の本を借りてみるといいかもしれません。
図書館によっては「1回に5冊まで貸出OK」などというところもあります。
「買う本」と「借りる本」を上手く使い分けることも読書家への1歩と言えるでしょう。
【まとめ】

・ 「紙の本」と「電子書籍」は好みの問題。
・ 図書館の利用目的を考えよう!!
読書に限らず、あなたが「これはやったほうがいいかな?」と失敗を恐れて立ち止まっていることは1度やってみましょう!!
読書に関しての失敗は、命に関わるほどの失敗にはなりません。
どんな偉人でも、数え切れないほど失敗をしています。
問題は「失敗したあとに、改善できるのか?」です。

という本に出会ったとき、「なぜ読みにくかったのか?」を考えれば、次に繋がります。
しかし「もう読書はやめた!!」と投げ出してしまうと成長することはありません。
失敗を繰り返すことで、あなただけの成功が見えてくるのです……