
「読書が苦手」な人は、本のジャンルがどのくらいあるのか? ということがわからずに……

小説だよね!!
という考えで本を選んでしまいます。
しかし、本には多くのジャンルがあります。読書が苦手な人が最初の1冊に小説を選んで成功する例もありますが、最初に小説を選んで挫折する人も少なくありません。
本のジャンルの代表例は「小説」「ビジネス書」「実用書」「マンガ」「絵本」「雑誌」「詩集」「エッセイ」「自己啓発」「経済」「歴史」「政治」「芸能」「健康」「思想」「宗教」「料理」「スポーツ」など……
この中から、さらに細かく分けていくと1000種類は超えると言われています……
もちろん、そんなに覚える必要はありませんし、覚えている読書家なんて存在しません。
「これだけは覚えておきましょう」というジャンルは3つだけです。
「小説」「ビジネス書・実用書」です。
「ビジネス書・実用書」はセットで考えるので、実質は2つです。
詳しいことは記事で解説していきます。
本のジャンルと特徴
「小説」

ものが「小説」だよ。
小説のジャンル
「現代小説」「推理小説」「歴史小説」「恋愛小説」「SF(サイエンスフィクション)小説」「ファンタジー小説」など……
今ではいろんなパターンが増えてきましたが、小説は……
「著者の考えたストーリーや登場人物によって、話が進行するもの」
だと思ってください。
「ビジネス書」

「ビジネス書」だよ。
ビジネス書のジャンル
「経営」「経済」「リーダーシップ」「お金」「社会」「時事」など……
ジャンルだけを見ると「むずかしそうだな……」と思うことでしょう。しかし、ビジネス書を「マンガ化」したものや「入門書」のようなものが増えてきているので、学生でも読むことができる本です。
「実用書」

「実用書」だよ。
実用書のジャンル
「料理」「生活」「健康」「美容」「育児」「スポーツ」「雑学」など……
「ビジネス書」と「実用書」を大きく分けるとすれば、「実用書」の方が趣味の感覚で読めるので気軽に読むことができるでしょう。
「ビジネス書」「実用書」を一緒にする理由
最初でも書いたように「ビジネス書」と「実用書」を一緒にする理由としては……
例えば、ある男性(会社員)と女性(主婦)が「時間術」という本を買います。
2人は「時間を効率よく使いたい」という同じ「目的」で本を買ったとしましょう。
「目的」は同じでも……

時間術を学びたい!

自分の時間が作りたいわ!
このように、立場によって男性にとっては、仕事で役に立つ「ビジネス書」になりますが、女性にとっては、日常生活で役に立つ「実用書」になるのです!!
メリット・デメリット
「小説」と「ビジネス書・実用書」を読むときのメリットとデメリットも見ていきましょう。
「小説」のメリット
「楽しむ」という目的だけで読むことができる。
好きな著者を見つけると「読書が好き」になりやすい。
好きな映画の原作は小説で出版されている。
「小説」のデメリット
ページを飛ばして読むと、内容がわからなくなる。
一度読む間隔が空くと、読み直しをする必要がある。
1冊読み終わるのに時間がかかる。
「ビジネス書・実用書」のメリット
全部読まなくてOK。
1冊読み終わるのに時間がかからない。
成功者の知識を深く学べる。
「ビジネス書・実用書」のデメリット
ストーリーがないので、初心者には読み辛い?
ストーリーがないので記憶に残り辛い。
同じような本が多いので、選ぶのに迷う。
上の例は、すべて「読書が苦手」な初心者の目線で見るメリットとデメリットです。
どんなことでもメリットとデメリットはありますが、読みはじめてその本が面白ければ、メリットやデメリットは気になりません。

面白かった作品がある
という人は「小説」から読んでもいいでしょう。
または……

仕事にしてみたい!!
などと思うのであれば「ビジネス書・実用書」を読むといいでしょう。
【まとめ】

・「小説」はストーリーを楽しむもの。
・「ビジネス書・実用書」は仕事や日常に役立つもの。
本が増え続ける限り、それに比例してジャンルも増えていくことでしょう。
「小説」「ビジネス書・実用書」を覚えておけば、大抵のジャンルはこの2つに入れることができます。
基礎知識として、覚えておきましょう!!