
2020年2月29日更新!!
今日の1冊は……
『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社)
著者 本田健
・ 成功者になりたい!!
・ ビジネス書を物語で読みたい
・ 「人生の秘密」を解き明かしたい
【著者プロフィール】
本田健(ほんだ けん)
神戸生まれ
作家
[経歴]
・ 経営コンサルタント、投資家を経て29歳でセミリタイア
・ 1000人規模の講演会やセミナーを全国で開催
・ インターネットラジオは3000万ダウンロード突破
・ 2014年から海外で講演、英語での執筆をスタート
・ 著書は130冊以上
・ 累計発行部数は700万部を突破
【『大富豪からの手紙』 結論】
自分の人生に、「満足している!!」と胸を張って言える人が何人いるでしょうか?
人間は欲の塊で、ひとつの目標を達成したくらいでは「最高の人生だ!!」と思えないのです……どちらかといえば、不安を感じながら生活している人の方が多い世の中で、その不安を払拭するためには「動き出す」しかないのです!!
本田健さんの本は「お金」に関することが多いのですが、「お金の仕組みを知り、人生を豊かにする方法」を教えてくれます。
累計発行部数が700万部、著書130冊以上の本田健さんの作品の中で『大富豪からの手紙』は、とても人気の高い1冊です。
【決めたことは、頭の中に留めずに「紙に書く」】
そして、最後に肝心なことをもう1つ。「決めたことは、紙に書かないと実現しない」と覚えておいてほしい。「大きな決め事」については、特にそうだ。
いいかい? 決めたら、必ず「決めたことを紙に書く」んだよ。
そうすると、自分でもびっくりするようなおもしろい人生になる。『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社) 本田健
「紙に書く」ということは、「ビジネス書・実用書」の中では、多くの成功者が書いていることです。
あまりにも簡単すぎる「紙に書く」という行為を軽視する人が多いのですが、本当にやらない人は損をします。
私自身、目標を紙に書いたことで、電子書籍を出版することに成功しました。私の背中を押してくれた「ビジネス書・実用書」は多いのですが、この本も私を「行動する」ために一役買ってくれた本の1冊です。
『大富豪からの手紙』で、「決めたことを紙に書く」という行動をした主人公は、どう成長していくのか? あなたの目で読んで確かめてみましょう。
【収入と支出の関係】
「多くの人はね、収入が増えると、何も考えずに自動的に支出を増やしていく。それが、人生の成功だと思っているし、自分ががんばったご褒美、または、当然の権利ぐらいに考えているのだよ。」
そして、『収入が増えたら、その分だけ、支出も増えるサイクル』にはまってしまう。一度、支出を増やしたら最後、簡単には生活レベルは下げられなくなってしまう。だからほとんどの人が、どれだけ収入が増えても、手元にお金は残らないようになっている」『大富豪からの手紙』(ダイヤモンド社) 本田健
収入が増えた分だけ使ってしまう……多くの人がこのサイクルにハマってしまうでしょうし、私自身もその1人でした。
人と同じことをしていては、他人と差別化することはできません。
という誰が決めたかもわからないルールは疑いましょう。
収入から支出を引いた金額が、あなたのプラス分です。こんな小学生でもわかる計算なのに、お金が自分の手元にあると「あるだけ使ってしまおう!!」という思考になってしまうのです。
これこそ、「お金に支配されている」という状況です。
決して、「無理して貯金をしろ!!」と言っているわけではありません。必要なものは買うべきですし、自分に投資することは悪いことではありません。しかし、お金が手元に多く入ってきたときに「お金があるから使う」という思考を意識して変える必要があるのです。
「お金持ちはケチ」と言われますが、その逆で「貧乏はお金を使いすぎる」ということが言えるでしょう……
【書籍紹介】
評価 |
|
||
---|---|---|---|
読みやすさ |
|
||
本の特徴 | ・ 351ページ ・ 物語のあるビジネス書 ・ 改行が適度にあり読みやすい ・ マインドだけでなく具体的な方法が書かれている |
・ 成功者になりたい!!
・ ビジネス書を物語で読みたい
・ 「人生の秘密」を解き明かしたい
【まとめ】
・ 「紙に書く」を軽視せず、やってみる
・ 「お金はあるだけ使う」というサイクルをやめる
・ 『大富豪からの手紙』を読んでみよう!!
『大富豪からの教え』では「偶然」「決断」「直感」「行動」「お金」「仕事」「失敗」「人間関係」「運命」という9つの手紙によって物語が進んでいきます。
この9つが、主人公の人生にどのような影響を与えていくのか?
決して人ごとだとは思えないような、主人公の心情は読む人の心に寄り添ってくれます。誰もが1度は体験したことのある壁を乗り越えていく主人公に、感情移入してしまうことでしょう……
『大富豪からの手紙』のストーリーは壮大ですが、主人公が手紙を読んで実行に移す「行動」は、再現性が高いものばかりで、明日から心がけて実践できるものが集約されています。
いつも言いますが「本は読む」ではなく「本は使う」です。
途中で本を放り投げてでも、あなたに響く文章に出会えたときは「行動する!!」ということをオススメします。