年間0冊……
10ページも本を読めなかった私が
年間212冊の本を読めるようになった方法教えます!!
2020年1月30日更新!!
世の中に存在する「読書術」の本から、読書を効率的にこなすための方法を解説します。
今日の1冊は……Daigoさんの著書『知識を操る超読書術』(かんき出版)です。
Daigoさんは、ご存知の方も多いでしょう。メンタリストとしてメディアの出演をしていた時期もありましたね。
今ではニコニコチャンネルやYouTubeで有益な情報を発信されています。
Daigoさんの発信する情報は科学的な根拠があるため、信頼性が高いものが多い印象です。
今日の記事は……
・ 科学的に根拠のある読書術を学びたい!!
・ 効率的に読書がしたい!!
・ 読書の本質を学びたい!!
⬆️に当てはまる方、必見です!!
【速読は非効率?】
2016年にカリフォルニア大学の研究チームが過去145のデータから「速読は可能なのか?」を調べ、次のような結論を出しています。
・ 読むスピードを上げると、読んだ気になるだけで内容の理解どはむしろ下がる
・ 読書のスピードと時間を決める要素の中で、目の動きや周辺視野が占めるのは10%以下しかない。
「速読」は、本を読む人であれば1度は身につけたいと思う技術ですが、速読の技術を学ぶ時間があるのであれば、普通に読書をしている方が効率がいいです。
そして、速読の問題点は「読む本が限られる」ということです。
小説は読み飛ばしてしまっては話の筋がわからなくなります。じっくり味わって読むことで血肉になるのです。
これは、最高級のフランス料理を早食いしているのと同じようなことです。
「ビジネス書・実用書」も、必死に頭を使って立ち向かう難読な本を速読しても自分の知識にはなりませんし、本質を知ることはできません。
つまり、速読できる本は「内容が簡単な本」ということになります。
速読にチャレンジすることは否定しませんが、「速読教室」という入会金だけで10万円をとるような団体もあるので、気をつけてくださいね……
【入門書で土台を作る】
「あれもこれも読まなければ……」と闇雲に全力疾走するよりも、最初にその分野の教科書や入門書を読み、知識の土台を作ること。初めて触れる分野の場合、どの本を開いても専門用語が出てきますし、その考え方そのものが日常生活とは異なるので、読む速度は上がりません。
読書が苦手な人は、「流行っている本を買えば間違いない!!」と思い、難読な本を選んでしまうことがあります。
基礎知識がなければ、応用の本を読んでも時間の無駄になります。
足し算や引き算を学んでいないのに、いきなり掛け算や割り算はできません。
どの分野でも「はじめての◯◯」「◯◯入門」「初心者のための◯◯」という入門書が存在します。
まず最初は基礎から学んで、土台を作ることを意識しましょう。
【一貫性の原理を利用する】
人間には「一貫性の原理」が備わっているので、一部を通しておもしろく感じた場合、その前後を読まない状態が気持ち悪くなってきます。前後を埋めて、一貫性を保ちたいという感覚を読書の味方につけるなら、まえがきとあとがきと興味を引いた「章」を1つ読むようにしましょう。それが、あなたの得たいことにフィットすれば、1冊を通読するハードルは一気に低くなります。
「本は1ページ目から順番に読んでいくもの」と考えている人は、この「一貫性の原理」を利用してみましょう。
1冊の本の中には、あなたが「今必要な情報」と「今は必要ない情報」があります。
この見極めをするためには「目次」を眺めることは重要な要素になってきます。
「目次」を読み飛ばしてしまう人はとても多いのですが、「目次」を軽視してはいけません。
私が本を買う時は必ず「まえがき」「目次」を確認してから買います。
そこに自分の知りたい情報はあるのか? を教えてくれるのは「目次」なのです!!
【書籍紹介】
『知識を操る超読書術』は、メンタリストのDaigoさんならではの読書術が満載です。
「理解力を高める読書術」や「記憶力を高める読書術」なども紹介されていますので、読書の効率化を目指す人にはオススメです!!
【まとめ】
・ 速読は読める本が限られる
・ 入門書で土台を作れば、そのあとが楽になる
・ 「一貫性の原理」を利用して読書をする
連日、読書術の本を紹介していますが、どの本にも似たようなことが書かれています。
これは、読書術にも原理原則が存在することの証明です。
Daigoさんは、その理由を詳しく科学的な根拠で書かれているので「なるほどそういうことか……」と納得させられることがとても多いです。
累計著書が330万部を突破するDaigoさん。それだけ内容に対しての信頼性があると言えるでしょう。