
2020年4月5日更新!!
今日の1冊は……
『脳HACK大全』(PHP研究所)
著者 茂木健一郎
・ 集中力を上げたい人
・ 効率よく作業に取り組みたい人
・ 高いモチベーションを維持したい人
⬆️に当てはまる方は、必見必読です!!
目次
【著者 茂木健一郎 プロフィール】
茂木健一郎(もぎ けんいちろう)
1962年 東京生まれ
脳科学者
[経歴]
・ 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了
・ 理学博士
・ ケンブリッジ大学
・ 現職はソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
・ 専門は脳科学、認知科学。「クオリア」
・ 文芸評論家、美術評論にも取り組む
・ 自身の著書の多数出版
【『脳HACK大全』 結論】
私たちの行動を支配しているのは
「脳」です。
「やる気が出ない」
「身体が思うように動かない」
などなど、様々な指令を出している
脳の習性を理解しなければ、
日常の効率はガクンと落ちます。
そんな脳が引き起こしている問題を
どう突破すれば良いのか?
『脳HACK大全』には、
その答えが書いてあるのです。
【制限時間を決めると集中力が爆上がり?】
タイムプレッシャーをかけて作業をする時は、複数のことを同時にやろうとしないで、1〜2時間で終わるものひとつに集中することが大切です。僕はこれを「1時間脳セットアップ法」と呼んでいます。
『脳HACK大全』(PHP研究所) 茂木健一郎
制限時間を決めることで
作業の効率は飛躍的に上がります。
スマフォのアラーム機能や
腕時計のアラーム、自宅にいるのであれば
目覚まし時計でも……
とにかく作業を終える時間を
最初に決めてしまいます。
ダラダラと続けることは
集中力を落とし、無駄な時間を
生み出してしまいます。
集中力の限界は人それぞれなので、
自分が取り組む作業にかかる時間を
大まかに逆算して終了時間を決めましょう。
そして大切なことは、
時間がきたら、どんなに作業が途中でも
一回やめることです。
「あと少し!!」と思って続けていては
制限時間をつくる意味は無くなってしまいます。
残った作業は、新たに制限時間をつくって
再スタートしましょう。
【長時間、同じ作業をするべからず・・・】
ひとつのことばかり考えていると、脳が同じ回路ばかり使うので疲れてきて正常に動かなくなるのです。その時に頭をパッと切り替えて、他の行動をしてみて、再び同じ作業に戻ってみると、以前とは異なる視点で物事を考えられるようになります。
『脳HACK大全』(PHP研究所) 茂木健一郎
「そんなの当たり前だろ!!」
と感じる人もいるかもしれません。
しかし、これができている人は
ごく僅かで、多くの人は切り替えるのが
上手ではありません。
腕ばかりを筋トレしていると
疲労が溜まってきたときに、
1セットにかかる時間が長くなっていきます。
これが脳だと疲労を
感じることができずに
継続して同じ回路を使ってしまいます。
コツはたった一つです。
作業をしている環境から
一度離れることです。
机の前でずっと
作業をしていたのであれば、
机から一度離れましょう。
同じ環境では、切り替えるのは
とても難しくなります。
ゲームと同じように、
一度リセットすることで
脳は回復するのです。
【書籍紹介】
読みやすさ |
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読書ランク | 初心者・中級者・上級者 | ||
本の特徴 | ・ 全255ページ ・ 全7章に分かれている ・ 各章9〜19項目 ・ 左開きの本 ・ 簡単なイラストが少々 ・ 脳科学に特化している ・ 再現性が高い内容 |
・ 集中力を上げたい人
・ 効率よく作業に取り組みたい人
・ 高いモチベーションを維持したい人
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【まとめ】
・ 作業前に「終了時間」を決めよう
・ 行き詰まったときは、環境を変えよう
・ 『脳HACK大全』を読もう
茂木さんの出している本は、
何冊も読み進めていくと
理解度が向上していきます。
「脳科学」と聞くと、
むずかしいイメージがありますが
脳科学を知らない人でも
理解しやすいように、
茂木さんは伝えてくれます。
『脳HACK大全』には100の
方法が収録されています。
この中から1つでも
自分ができそうなものを
チャレンジすることで
明日からの生活は変化するでしょう……