
こんな疑問を解決します。
【書店が減っても本が売れ続ける理由 結論】
今の時代は、リアル書店以外で本が変える時代です。ネット書店(Amazonなど)や電子書籍(キンドルなど)の利用者も増え続けているので、リアル書店に足を運ぶ人は少なくなっています。
しかし、どんなにリアル書店が減っても、本は変わらないペースで出版されていて売れ続けているのです。
売れ続けている理由は、間違いなく読書家たちが本を買い続けているからです。それは今後、街の小さな書店がバッタバッタと潰れていっても変わらないことでしょうね。
デジタルな時代に突入した現代でも、まだ本を必要としている人はたくさんいて、その買い方が変わっているだけなのです。しかし、デジタル社会に頼っていると思わね落とし穴にハマってしまうのです……
【書店が減っても本を買うということは・・・】
『読書世論調査』(毎日新聞社)によると、日本人は約2人に1人しか読書をしないのに「読書は大切だと思う」と答えている人は9割を超えているのです。
本の価値を理解している日本人は意外と多いのです。ネット書店や電子書籍の利用者は年々増えていますが、その多くが"元々読書をしていた人たち"なのです。読書家の力は偉大です……

こう思うかもしれませんが、大きな間違いです。
ネット書店だと特にそうですが、リアル書店で立ち読みができなくなると初心者が入るチャンスが減ってしまうのです……電子書籍も、月額980円の読み放題に入れば色んな本を試し読みして、違ったら別の本にする……ということができますが、いきなり月額プランに入るのは敷居が高いですよね。
便利な世の中でもリアル書店が消えてしまうことで困ることもあるのです……
【書店が減ると困ること】
上でも書いた通り、リアル書店がなくなるということは初心者が「どの本を買ったら良いのかわからない」という現象が起こります。
初心者によくある「とりあえずベストセラー」「人気だから買ってみる」という思考になってしまうのです。自分が読むべき本は目的に合わせて読まなければ得られるものはありません。
【健康】に関する本を求めているのに「人気だから」という理由で【勉強術】の本を買っても、興味がないので初心者が読み切れる確率は下がってしまうのです。
これを防ぐためには、やはり実際にリアル書店に行って本を試し読みすることが重要なんです。どんなに自分の目的と合っていても中身を見たら「思っていたのと違う……」なんてことはザラなのです。
リアル書店がなくなることで困るのは初心者だけではありません。
読書家はリアル書店へ宝探しに行っているのですから……ネットでは本の名前を検索したり、ジャンルで検索して本を選びますが、リアル書店にいけば思わぬ掘り出し物に遭遇できるのです。そんな出会い方をした本は、運命の1冊です。リアル書店がなくなれば、運命の1冊には出会えなくなるのです・・・
書店よ、潰れないでくれ!!
そのためには、みんなでリアル書店に足を運ぶしかないのです……このままでは、読書好きと読書嫌いの間に大きな格差が生まれていく一方になります。
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【まとめ】
・ ネット書店と電子書籍が主流になっている
・ 日本人は読書の価値をわかっている
・ リアル書店が減ると初心者のチャンスが減る
減って欲しくないと思う一方で、減るのは仕方ないな……と思っているのも本心です。私は電子書籍の便利さに気づいてしまいましたから。
それでも電子書籍だけでは読みたい本をすべて網羅することはできません。矛盾しているかもしれませんがリアル書店は無くなってはいけない存在です。
大型書店のみが残っていく世の中に変化している中で、街の書店が生き残るためには「書店の価値」を前面に出していく必要がありますね。
都内には「お客様にあった本を紹介する」というサービスのあるリアル書店や「表紙を隠して、相性で本を選べる書店」などが実際にあります。リアルでしか提供できないサービスのある書店は消えることはないでしょう……
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