
2020年4月6日更新!!
今日の1冊は……
『頭は「本の読み方」で磨かれる』(三笠書房)
著者 茂木健一郎
・ 本の読み方がわからない人
・ 読書をする意味がわからない人
・ 効率の良い本の読み方を知りたい人
⬆️に当てはまる方は、必見必読です!!
目次
【著者 茂木健一郎 プロフィール】
茂木健一郎(もぎ けんいちろう)
1962年 東京生まれ
脳科学者
[経歴]
・ 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了
・ 理学博士
・ ケンブリッジ大学
・ 現職はソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー
・ 専門は脳科学、認知科学。「クオリア」
・ 文芸評論家、美術評論にも取り組む
・ 自身の著書の多数出版
【『頭は「本の読み方」で磨かれる』 結論】
そもそも、現在の日本では
本を読む人は2人に1人です。
月に読まれる平均読書冊数は
0.6冊という悲惨な結果です。
月に2冊本を読むだけで、
日本では「読書家」の
仲間入りができる現実があります。
『頭は「本の読み方」で磨かれる』では
現在読書をしている人、
これから読書を始める人も
知っておくべき読書の効果が
多く書かれています。
と思っている人は、
まずは本を読むと、
どんな効果が期待できるのか?
ということを学びましょう。
本書を読むことで、読書を始めることで
得られるメリットを理解できることでしょう。
【読書で自分の経験値を増やす】
小説でなくても、文章を「読む」ということは、自分とは違った人間の考え方や人生を追体験することです。書き手の思考の道筋を一緒になってたどり、自分とは違う人間の感じ方を、自分のペースで発見していくわけです。
『頭は「本の読み方」で磨かれる』(三笠書房)
茂木健一郎
読書とは、他人の価値観を
吸収する作業です。
日常で……
「人の話を最後まで聞かない」
「自分のことばかり話している」
このパターンに当てはまる人は、
読書をしていない可能性が高い、
もしくは非効率な読書しかしていない
といえるでしょう。
読書は、著者とあなたが文章を通して
対話をするツールです。
読み手は、著者の話を「聞く」
という役に徹すことになりますが
どんなに自分の考え方と違っても
他人の意見を1度受け入れること
を意識しましょう。
他人の意見に耳を傾けることが
できなければ、
あなたの価値観は永遠に
変わることはありません。
【読書が苦手な人はチャンス?】
実はどの人の脳も、苦労が喜びに変わるメカニズムを持っています。
むしろ、あることが苦手だった人のほうが、それができるようになったときの喜びが強いことは想像に難くありません。
つまり、読書が苦手な人、チャンスです。本を読むのに努力を要する人ほど、本の効果が上がるわけですから!『頭は「本の読み方」で磨かれる』(三笠書房)
茂木健一郎
読書をするときの最初の壁は
「1冊を読み切る」ということです。
ここを抜け出すと、
読書のハードルは一気に下がります。
まずは、イラストや図が多くても良いので
自分にとって、むずしくない本
を選びましょう。
読書が苦手な人の多くは、
本を選ぶときに、自分のレベルに
あっていない本を選んでしまい
自分で自分の首を絞めている
パターンが多いです。
いきなり「ベストセラー」
「ロングセラー」の類に手を出さず、
ネットで「入門」「簡単」「わかりやすい」
などのワードを入れて本を検索してみましょう。
自分のレベルに合っていない本は
読書が苦手だという意識を
強めてしまうだけです。
小学1年生で中学生の
教科書を読むようなものなのです。
【書籍紹介】
読みやすさ |
|
||
---|---|---|---|
読書ランク | 初心者・中級者・上級者 | ||
本の特徴 | ・ 全238ページ ・ 全5章に分かれている ・ 各章15項目前後 ・ 5章では厳選された本の紹介 ・ 脳科学をもとに書かれている |
・ 本の読み方がわからない人
・ 読書をする意味がわからない人
・ 効率の良い本の読み方を知りたい人
【関連記事&書籍】
【まとめ】
・ 他人の意見を1度受け入れてみよう
・ 自分のレベルに合ったほんで1冊読み切ろう
・ 『頭は「本の読み方」で磨かれる』を読もう
読みっぱなしの読書は、
時間の無駄になります。
本を読むだけで「その他大勢」を
抜け出せるのですから、
その効果を高めれば
あなたは「飛び抜けた存在」
になれるのです。
脳科学に基づいた読書術を学ぶことは
効率の良さを追求するには
うってつけの方法です。
少しでも読書の効率を上げたい人は
『頭は「本の読み方」で磨かれる』を
読んでみてはいかがでしょうか?