【解説】『人生の勝負は朝で決まる。』千田琢哉 著

2020年3月2日更新!!

 

年間読書冊数212冊のCO-2N(しおつん)が本を解説します!!

CO-2N イラスト

 

今日の1冊は……

『人生の勝負は朝で決まる。』(学研プラス)
著者 千田琢哉

『人生の勝負は朝で決まる。』 Amazon

こんな人にオススメ

・ 朝起きるのが苦手

・ 早起きしている人が羨ましい

・ なぜ成功者は早起きなのか知りたい

 

タイトル画像

 

【著者 千田琢哉 プロフィール】

千田琢哉(せんだ たくや)

愛知県犬山市生まれ
文筆家

[経歴]

・ 東北大学教育学部教育学科卒
・ 日系損害保険会社本部
・ 大手経営コンサルティング会社を経て独立
・ 10,000人を超えるビジネスパーソンと関わる
・ 著書は167冊を超える(2020年2月現在)
・ 2019年だけで9冊の著書を出版

※ CO-2Nの推し著者

 

【『人生の勝負は朝で決まる。』 結論】

朝になるのが、待ち遠しくなるような生活をしよう!!

最近では「早起き」に関する本がたくさん出版されています。また、成功者と呼ばれる人たちも早起きの習慣があることから、多くの人が早起きにチャレンジしていることでしょう。

し・か・し!!

ただ早起きをしただけで成功者になれるわけではありません。
成功者は、なぜ早起きをしているのか? ということを考えなければいけません。
『人生の勝負は朝で決まる。』の中では、

「早起きをして何をすればいいのか?」という具体的な行動とマインドが書かれています。また、「早起き」とは切っても切れない関係にある「睡眠」についても書かれています。

「早く起きる」ことが目的ではなく「早く起きて何をするのか?」もっと言えば「早く起きてしまうほどワクワクして目が覚めることを日常からできているのか?」

自分と対話しながら読むと、明日から新しい1日が始まることでしょう……

 

【「つい早起きしてしまう」という環境をつくる】

 

朝 画像

「早起きすれば成功できる」のではなく、

「自然に早起きしてしまうほど大好きなことに没頭すれば成功しやすい」のだ。

ここで特に大切なことは「自然に」という部分である。
自然に早起きできるようになるには、
やっぱり自分の好きなことをやって生きなければならない。
自分の好きなことをやっていれば、
自然に生活リズムも前倒しになっていくはずだ。
結果として、早起きもできるようになるというわけだ。

『人生の勝負は朝で決まる。』(学研プラス) 千田琢哉

 

先ほども書きましたが、ただ闇雲に早起きをしても「眠たくてしんどい」だけです。では思い出してみましょう、あなたが子供の頃に遠足へ行く前夜のことを……きっと、ワクワクして眠れない……それなのに朝早起きができたのではないでしょうか?

大人になってからのあなたはどうでしょう? 毎朝の楽しみもなくて、朝が来るのが憂鬱に感じていませんか?
私も、この本を読むまでは朝が来るのが憂鬱でした。しかし考え方と行動を変えるだけで朝起きることが憂鬱なものではなくなったのです。

私が実践した早起きのコツは、「やるべきことを中途半端な状態で終わらせて寝る」という作戦でした。

・ 本を途中まで読んで、中断させておく
・ ブログ執筆を「まとめ」だけ残して寝る
・ 仕事の佳境で意図的に終了させる

中途半端なところで終わらせておくことで、翌朝に「早起きしたい理由」をつくれるのです。

 

自分には、「やりたいこと」がない……

 

という人も多いと思うので最初は、あなたの日常から楽しんでやっている趣味でもいいでしょう。意図的に「中途半端」な状況をつくりだしてみましょう。

最初は「起きられるかな?」という不安と戦うことになるかもしれませんが、慣れてくると、あることに気がつきます。それは……

「朝の方が、作業がはかどる」

ということです。起きてからすぐは、「脳のゴールデンタイム」といわれています。この時間に前夜、中途半端にしていたものが倍の速さで片付くのです!!

「朝の方が、作業がはかどる」ことを実感できると、あなたも成功者へ1歩近づけます。まずは無理をしない範囲で、いつもより数十分だけ早く起きる練習をしてみましょう。

 

【朝早い電車には、強者が集まる】

 

電車 画像

早い電車には、
元気で向上心が強い人たちが乗っている比率が高かった。

朝早い電車は空いているから若手社員は何かの勉強をしていたし、
中年社員は悠然と座りながら話題のベストセラーや
ハードカバーの本を読んでいた。
もちろん中には終始爆睡していた人も一定数いたが。

『人生の勝負は朝で決まる。』(学研プラス) 千田琢哉

 

満員電車は嫌いなんだよな……

 

と思う方は多いですよね? 最高の解決方法を千田さんは教えてくれています。

「早起きをして、早い電車に乗る」

これだけです。
私は学生時代から、満員電車に乗りたくないがために通勤ラッシュの時間を避け、さらには急行には乗らず、各駅停車で座って通学していました。

布団の中でギリギリまで寝て、寝起きで不機嫌のまま満員電車でギュウギュウにされて目的地に到着……1日のスタートは最悪です。
朝の満員電車では喧嘩や痴漢など、面倒なことに巻き込まれるリスクもあります。それならば、いつもより早く起きて電車に乗ればいいだけのことです。

例え座れなかったとしても、満員電車と余裕のある電車では、目的地に到着したときのストレスは圧倒的に差があります。

 

千田さんが書いているように、朝早い電車には「向上心が強い人」が多いです。本や新聞を読んでいる人の乗車率が高いのも事実です。
私たちは、周りにいる人の環境によって自分の生活も変わります。

「向上心が強い人」が集まる朝早くの電車に乗ると、自分の向上心も高まります。

少しだけ、いつもより早い電車に乗ることで、あなたは朝早くの電車の光景に驚くことでしょう……

 

【書籍紹介】

 

評価
読みやすさ
本の特徴 ・ 237ページ
・ 字がぎっしり詰まっていない
・ 強調の文字が大きくてわかりやすい
・ 初心者でも読みやすい
・ 52の朝の習慣が書かれている
こんな人にオススメ

・ 朝起きるのが苦手

・ 早起きしている人が羨ましい

・ なぜ成功者は早起きなのか知りたい

 

【まとめ】

・ 「早起き」をする理由をつくろう

・ 朝早くの電車に乗って向上心を高めよう

・ 『人生の勝負は早起きで決まる。』を読もう

CO-2N イラスト

冒頭でも書いたように、「早起き」は多くの本で語られています。しかし、再現性の低いものが多く……

 

早起きはいいことだよ!!

成功者はみんな早起きしているよ!!

 

このような、マインドが中心です。
具体的にどうすればいいのか? ということが『人生の勝負は朝で決まる。』には書かれているのです。

つまり、「明日からできる」という本を活かすことにつながる要素が満載なのです!!
本の帯にも書かれていますが「結果を出す人」が続けている52の朝の習慣が紹介されています。

それか1つでも実行できれば、あなたも早起きの魅力に取り憑かれることでしょう……

 

 

本と共にあれ ■

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