
こんな疑問を解決します。
【発声練習を役者が継続するべき理由 結論】
まずは、この事実を受け入れる必要があります。どうしてもウォームアップだと思って軽く声を出している人が多く見受けられる演技レッスンですが、セリフと日常の声の出し方は絶対に違います!! この切り替えをするためには発声練習ではエンジンが温まっている状態じゃないといけないのです。
多くの役者が声についての悩みを抱えています。
■役者が抱える声の悩み例
・声帯を痛めやすい
・正しい発声がわからない
・緊張すると声が出なくなる
・大きな声を出せるようになりたい
・自分がにとっての良い声がわからない
この悩みを解消するためには、稽古場で発声練習をやっているのでは不十分です!! 厳しいことを言えば、練習もしていないのに楽して声の悩みを解消しようなんて甘い話です。
プロの舞台に立っている人は、毎日のように発声練習をしています。その世界に行きたい人がプロよりも練習しないでプロになろうなんて、笑えませんか?
発声練習を怠る役者に、演技の神様は振り向いてくれないのです……
【役者が発声練習を継続するだけで他を圧倒できる】
これは実際に私がオーディションで体験したことですが、私よりも順番が先だった男性がセリフを喋り始めて10秒もしないうちに演出家から「大丈夫です」と言われてオーディションが終了しました。
と言われていたのです。
オーディションのような緊張する場面で、いつも通りの声を出すことは難しいことです。これをクリアするためには、日頃から発声練習をする必要があります。
あなたは、緊張しても自分の一番良い声を響かせる自信がありますか? ないのであれば、今日から始めましょう。
このように言うと「そんなわけないだろ!!」と思われるかもしれませんが、声が響くことは最大の武器になります。オーディションで誰よりも響く声が出せれば、それだけで注目を集められます。
私が演技指導をしていても、声について真剣に向き合っている役者は少ないです。ということは……多くの人が発声練習をサボっている今こそ、発声で人と差をつけるチャンスなのです!!
【役者は発声練習より小手先の技術に囚われる】
演技の基礎は、誰もがわかるように【発声】ですね。しかし演技レッスンのメインは【感情解放】【台本読解】などに当てられます。
どんなに感情が解放できても、発しているセリフが聞こえなければ役者失格です。台本を読み込めても、セリフを声に変換できなければ役者失格です。
プロの稽古で発声練習を毎回やると思いますか? プロは演出家に時間を用意されなくても勝手に発声練習を始めます。それだけ発声が大切なことをわかっているからです。
自分でできることなのに、わざわざ時間を作るなんてことはしません。
と思う方、役者失格です!!
こんなに情報が多い時代に、発声練習の方法さえも調べられないなんて勉強不足です。自分に適した発声練習なんて、人によって違います。無限にある発声練習の方法の中から、自分に効果のある発声練習のメニューを考えてみましょう。
こんなこともできない人が、台本を深く読み込むことも、相手役のことを考えて演技をすることもできるわけありませんからね……
かなりスパルタですが、演出家の言っていることしか実行できない役者で素晴らしい役者はいませんから、あえて厳しめに書きました……気分を害されたらすいませんwww
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【まとめ】
・ 発声練習は基礎中の基礎
・ 発声ができているだけで上位に行ける
・ 基礎がないのに応用はできない
なんで発声について誰も教えてくれないのか? 不思議に思っていましたが、答えは簡単です。そんなものは自分で学んでこい!! という意味だからです。
私は演技レッスンの中で発声について細かく指導します。それでも継続して発声練習をしている役者が少ないことは、演技レッスンを見ていればわかります……
多くの役者は「自分の発声は問題ない」と自信過剰になっています。それなのに「良い声を出したい」「声帯を痛めてしまう」という悩みがあるのです。かなり矛盾している……
あなたが役者として人と差をつけたいのであれば、発声練習が一番早く差をつける方法です。プロが毎日やっているのですから、アマチュアがサボるなんて許されないのです。
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