

10ページも本を読めなかった私が
年間212冊の本を読めるようになった方法を教えます!!
2019年12月15日更新!!
・ 本を読んでも内容を忘れてしまう。
・ 本から学んだことを活かしたい!!
・ どこに大切なことが書いてあるのかわからない。
上記に当てはまる方、必見!!
本を読んでいると、あなたは「気づき」を発見することになるでしょう。
「なるほど!!」「これは面白いぞ!!」「こう書いてあるけど、本当にそうかな?」など、いろいろなことを感じながら読書を進めていくと思います。
しかし、読み終わったときに「気づき」をすべて覚えていられるでしょうか?
むずかしいですよね?
そもそも「気づき」を探すことが、最初はむずかしいでしょう。
太字になっているところは「全部大切なんじゃないか?」と感じて、マーカーを引いていると、マーカーを引きすぎてしまって「本当に大切なところ」がわからなくなってしまいます。
(学生時代の私の教科書は、常にそんな感じでした……)
「気づき」は簡単なルールを決めてしまえば、誰でも探すことができるのです。
それを私は「気づきの3感」と呼んでいます。
「気づきの3感」を知ることで、あなただけの「気づき」を素早くチェックできるのです!!
では、本編で詳しく解説していきましょう!!
【気づきの3感】
あなたの「気づき」を3つのパターンで分けましょう。
その3つの「感」とは……
の3つです。
それぞれ解説していきます。
「共感」
あなたが「その通りだ!」「同じことを思っていた!!」と感じるところが「共感」です。
この「共感」を見つけることで、「自分の考え方に自信をつけてくれる」効果があります。
自分の考えと同じ仲間に出会ったときに……
「自分の考え方は間違っていなかったんだ」と感じるときがあるように「共感」することは「自信」につながるのです。
本の中から「共感」を探して、自分の考えに自信をもつクセをつけましょう。
しかし「共感」で見つけたことが「すべて正しい」と思い込みすぎることは気をつけなければいけません。
あくまでも、「共感」は3つの「感」のうちの1つです。
「共感」ばかりの本からは、新しい知識を得ることはできません。
かたよった考え方は、あなたの成長チャンスを奪ってしまいます。
「自信」をつけることは良いことですが、「過信」をしないように気をつけましょう。
「感動」
あなたが「これは凄い!!」「新しい考え方だ!!」と感じるところが「感動」です。
「感動」は「あなたの未来を変えてくれる」ものです。
今まで、あなたの人生を変えてくれるような人に出会った人がいれば、その人は、あなたの未来を確実に変えているはずです。
「この人についていこう!!」「この人みたいになりたい!!」など、あなたの人生に大きな影響を与えてくれることでしょう。
この「感動」は、3つの「感」の中では1番探しやすいでしょう。
「感動」を探すためには、あなたが著者の書いていることを「素直に受け入れる力」が必要です。
「この著者は、〇〇大学を出ているから、こんなことが言えるんだ!!」など、人と自分を比べて、新しい意見を受け入れる心がなければ、「感動」を発見することはむずかしくなります。
「本の著者は自分の師匠だ」と思って本を読むことで、「感動」をより多く発見できることでしょう。
自分の尊敬する人や、好きな人が書いている本を読むと「受け入れよう」という気持ちは自然と湧いてくるので、おすすめです。
「違和感」
あなたが「これは違うんじゃないか?」「今は理解できないな……」と感じるところが「違和感」です。
「違和感」は、あなたに「考えるクセ」を身につけてくれます。
どんなに著者が書いてあることを受け入れる心があっても、あなたが「違和感」を感じてしまう言葉があるでしょう。
この「違和感」は3つの「感」の中では、1番大切にしてほしい「感」です。
多くの人が「この考え方は自分には受け入れられないから無視しよう!!」と「違和感」は捨てられやすい「感」なのですが「違和感」は、本を読み終わったあとに「なんだ、そういうことか!!」と解決することが多いのです。
つまり「違和感」は、読み終わったあとに「共感」にも「感動」にも変化する可能性を秘めているのです!!
「ずっと疑問に思っていたこと」がふとした瞬間に解決すると、気持ちいいですよね? あの感覚は「違和感」がなければ生まれません。
本を読むとき、「自分は5歳の子どもだ」と言い聞かせると、「なんで?」「どうして?」が多くなり、たくさんの「違和感」を発見できることでしょう。
【付箋を使ってみよう!!】
どんなに「気づきの3感」を見つけても、読み終わったあとに忘れてしまっては意味がありません。
私が1番オススメしているのは「付箋(ふせん)」を貼ることです。
※ 写真参照
「気づき」にマーカーを引いたり、ペンでアンダーラインを書く人もいますが、私が付箋をオススメする理由は……
ペンで書き込むと、毎回本を開かなければ「気づき」を確認できません。本棚にたくさんの本が並ぶと、確かめるのが面倒になってしまうのです。
ドッグイヤー(本の角を折り曲げて犬の耳のようにすること)でもいいのですが、本を綺麗な状態に保ちたい人もいるでしょう。
また、付箋のメリットは「はがせる」ということです。
あなたが「気づき」を発見して付箋をつけたところは、次に同じ本を読んだときには「当たり前にできること」に変わっているかもしれません。
「付箋貼ってあるけど、これはもう習慣になっているな……」
「前は感動したのかもしれないけれど、これは常識に変わっているな……」
こう感じたときは、貼っていた付箋をはがします。
この瞬間こそが、自分の成長を感じることができるのです!!
ペンで書いてしまうと、うまく消せても跡が残ってしまったり、本を傷つけてしまいます。
写真のように、本を開いたところに付箋の束を貼り付けておくことで、いつでも素早く「気づき」に付箋を貼ることができます。
100円均一で、種類が豊富に揃っているので、自分の好みで選ぶといいでしょう。
ちなみに私は、1番薄くて細いタイプの付箋を使っています。
お気に入りの映画は、何度も観てしまうように、本もお気に入りの本を見つけると、2度目が読みたくなります。
そんなときに付箋が貼ってあれば、巻き戻しや早送りをすることなく、自分が読みたい名シーンならぬ、名ページに飛ぶことができるのです。
【まとめ】
「本をただ読むだけ」では、読み終わったあとに、内容だけではなく「大切なところ」さえも忘れてしまうこともあります。
これでは本から学べることは、とても少なくなってしまいます。
本は「読む」ではなく、読み終わったあとに「使う」ものです。
学んだことを日常や仕事で活かすことができて、はじめて「本を読んでよかった」と心から感じることができるのです。
別記事で「アウトプット」について書きますが、アウトプットするときにも「付箋」を貼っておくと、効率よくアウトプットができるので、オススメです。
付箋を貼ること以上に「こんなやり方もありだな……」と思うことがあれば、ぜひ挑戦してみてください。
あなたのオリジナル読書法を見つけると、読書は楽しくなるでしょう。