年間0冊……
10ページも本を読めなかった私が
年間212冊の本を読めるようになった方法教えます!!
2020年2月1日更新!!
世の中に存在する「読書術」の本から、読書を効率的にこなすための方法を解説します。
今日の1冊は……齋藤孝さんの著書『1冊読み切る読書術』(ダイヤモンド社)です。
齋藤孝さんは東京大学法学部を卒業され、同大学大学院教育学研究博士課程を経て、明治大学文学部の教授を務めている方です。
『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞)は、有名ですね。
読書術の本を何冊も出版されているので、私は齋藤孝さんを読書術のスペシャリストだと勝手に決め付けていますww
今日の記事は……
・ とにかく1冊本を読みたい!!
・ 気軽に本を読みたい!!
・ 読書の本質を学びたい!!
⬆️に当てはまる方、必見です!!
【映像で見たことのある原作本は最強】
手っ取り早いのは、映画の原作本です。
映画を見た後に原作を読むと、すでにストーリーを知っているので、グイグイ前に進めるのです。当然といえば、当然ですね。
これは、私が読書を進めていく中でもオススメしている方法です。
映画やドラマの原作本は、映像化するときには時間の制約によってカットされてしまったシーンや、設定としてカットになったキャラクターが登場することがあります。
同じ作品を、映画と小説で、2度楽しむことができるのは、お得です。
原作を読んでから映画を見る人は……
と落胆するパターンが多いのですが、映画を見てから原作を読むと、その心配はいりません。
むしろ「映画→原作」の順番の方が、あらすじを理解した上で原作を読めるので、オススメです。
【興味のある「テーマ」で選ぶ】
当たり前の話ですが、「興味があって詳しいテーマ」の本なら読み切れる可能性が高いです。基礎的な知識があるので、読むときの負荷が少なくて済みますし、もっと知識を吸収したいという知的欲求もあるからです。
これは、初心者には絶対にオススメする本の選び方です。
「面白そうだから」「売れているから」という理由で本を選ぶ人は多いですが、その分野に自分が興味がなければ、専門用語が出てくる度に読書の手は止まります。
これがクリアできた人がその先に進めます⬇️
ただし、自分が詳しいテーマの本ばかり読んでいたのでは、知識の幅も考えの幅も広がりませんから「詳しくないけれど興味があるテーマ」の本にも、ぜひチャレンジしてみましょう。
他の分野から自分の知りたい知識を見つけ出すこともできます。
「詳しくないけれど興味があるテーマ」には、初めて知る知識が盛り沢山です。
人間の脳は新しいことを知ったときに喜ぶようにできています。
つまり、脳が活性化されるということです。
今はまだかな……と思う人も「詳しくないけれど興味があるテーマ」はチェックしておきましょう。
【とにかく書店に行こう】
書店をぶらぶらするのは"知の宝探し"のようなもの。「自分は今どんなことに興味があるのか」に気づかされ、興味の領域がどんどん広がっていきます。
書店の数ある本の中から、「これは面白そうだ!!」と感じた本は、心のどこかであなたが「興味を持っている分野」である可能性があります。
私は、週に最低でも3回は本屋に足を運びますが、何回も目に入ってくる本は「これは運命だな」と思って手を伸ばします。
しかし、どんなに興味のあるタイトルでも、中身が……ということもあります。
その判断基準を作ってくれるものが、次の引用文です⬇️
【「目次」と「はじめに」をチェック】
物事を簡潔にわかりやすく書ける著者の場合、難しそうなテーマを扱っていても、目次を見るだけで、なんとなく頭に入りやすそうな気にさせてくれます。
買うべきは、そういう目次の本です。
「はじめに」を読んだだけでも、わかったような気分になれる本は、いい本です。
冒頭でわかったような気分にさせつつ、その先を読み進めてみると、面白い発見が次々と出てくる。いい本は、そんな懐の深さを持っています。
これまで、他の読書術の本でも何回も登場している「目次」と「はじめに」は目を通す。
「目次」「はじめに」のどちらも読みやすいと感じた本は、アタリ本の可能性が高いです。
私は「はじめに」を3行も読まないうちに書店の本棚に戻したことが何度もあります。
今では「目次」「はじめに」を見ずに買うことができません。
と感じる人の話は、聞いていて辛いですよね。
それを判断できるのは、あなたの目であり、あなたの直感なのです!!
【書籍紹介】
タイトルにあるとおり『1冊読み切る読書術』は「とにかく1冊を読むこと」に特化しています。
それ以外の読書法も書いてありますが、この本に関しては「初心者」に向けて書かれている内容が多いです。
【まとめ】
・ 映画の原作本は最強
・ 興味のあるテーマの本を選ぶ
・ 書店で"知の宝探し"をする
・ 「目次」「はじめに」は必ずチェック
齋藤孝さんは、何パターンもの読書術を本に書かれています。
その中のどれが自分に合う読書術なのか? それは、自分で行動して確かめる他に近道はありません。
とにかく試してみる!!
読書に限らず、やる前から「時間の無駄」と言って諦めていては、いつまで経っても変わりません。
「変わろう!!」という意思ではなく「行動事態」を変えてみましょう!!